マウスは妊娠して20日で生まれてきます。マウスの胎児では、受胎して十数日頃に 突然TNFが増加し、生まれる頃には又、無くなっています。生後、10日前後に又、 一過性にTNFが増加します。
人間に当てはめると、人間の脳が発達するのは生まれて1、2歳までだそうです。 丁度、脳細胞が変化している時期です。マウスの経過から見ると、おそらくこの時期に TNFが大量に出てきている時期に一致しています。サリドマイド事件がありました。 サリドマイドは、マクロファージが出すTNFを選択的に抑制します。TNFの産生が 抑制されれば、細胞の正常な分化、発生に支障をきたすのです。胎児の指が作られて いく時期に、指が1本、1本離れていくときに、指の間にあった細胞が死に指が離れて いくのです。この死んだ細胞をマクロファージが処理していく、サリドマイドはこの 過程に働いて障害を起こすのです。
フラボノイド 白血球の質を高める 野菜や果物に含まれる
フラボノイドの中には白血球を活性化してTNFを誘導する
白血球活性化物質
アピン セロリやナス 茶 ルチン
白血球の質を高める物質 キャベツ MMSCメチル・メチオニン・スルフォニウム・クロライドMMSCには、胃液の 分泌を抑制し、胃粘膜下血流を増加させる。つまり胃薬になる。 つまりMMSCが白血球の活性化を促進し、この白血球がTNFを出して胃炎、 胃潰瘍を治そうと働くのだ。
βカロチン神話の崩壊 βカロチンには抗がん作用があります。ビタミンAに一番変換されやすい。 野菜に広く分布しているカロチンです。ここから、野菜の良さがβカロチンに集約され ました。が、フィンランドとアメリカにおける大規模な介入試験の結果、βカロチンは 「発ガン抑制効果が無い」ばかりでなく、むしろ「肺ガンに対してはハイリスクな人 たちの発ガンを促進してしまう」ことが分かったのです。
βカロチンは重要な栄養素であるという地位には違いありませんが、唯一の発ガン抑 制成分ではありません。バランスの良い食事の中で考えるべきことです。
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