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特定ウイルスや病原菌を攻撃する「活性生物物質」とは
最新の「活性生物物質」の説明の前に、まず生物製剤とは何かの話をします。
生物製剤とは、生物が特定のウイルスや病原菌を攻撃する力を利用して、病気の治療や欠乏因子の補充療法として用いられるもので、生物から抽出したものをいいます。
それに対して、普通の医薬品は化学物質を主成分として人工的につくられるもので、化学薬品といわれるものはすべてこれに該当します。
生物製剤は、DNAにプログラムされている特性により、特定のウイルスのみを選んで攻撃するなど、化学物質では得られない薬理作用を持っています。
細胞というミクロの世界で戦うには、ミクロである生物のDNA因子をもって戦うことが極めて有効な手段です。人類は、宇宙に行くことはできても、自分の体の中に入り込んで病気と戦うことはできませんが、生物製剤によってそれが可能になったという言い方ができるでしょう。
20世紀初めから、この生物製剤が発展したことによって多種のワクチンがつくられ、人間はさまざまな伝染病から救われてきたのです。その後、多くの先進国で1990年頃からバイオの力を人間の健康、病気治療にもっと役立てようという気運が高まり、生物製剤や薬効のある生物食品の開発が盛んに行なわれるようになりました。
■生物製剤+生理活性=活性生物薬効物質
それでは、その生物製剤と活性生物薬効物質とは、一体何が違うのかということですが、活性生物薬効物質も、本来生物が持つ作用を利用して治療に役立てる目的で作り出されたという点では、生物製剤と同じです。しかし、ここで1つ重要な違いがあります。
活性生物薬効物質は自然物が持つ薬理作用を利用するために人工的な成分を一切添加せず、最も重要なことは、使用する時点まで特定生理活性が保たれているものでなければならないということです。この条件を満たしているものだけが「活性生物薬効物質」といえるわけです。
以上のことから活性生物薬効物質は、生物製剤はもちろんのこと、草や木、動物の骨などを乾燥してつくられた、一般にいう漢方薬とも一線を画します。
科学で解明したプロポリスの形成物質は脅威な活性薬効物質だった
実は活性生物薬効物質の原料は、私たちの身近にもあります。古来から、病気を治す為に、様々に利用されてきた自然物の中にも多く見られます。これら自然物は、時代が変わろうとも、医学が進歩しようとも、変わらぬ効果で多くの人々の健康に貢献してきました。しかし、からだにいいということはわかっていても、その中の何という成分がどのような作用をもたらすのかという具体的な研究がされないまま、民間療法という曖昧な表現で片付けられてきたものがほとんどでした。
しかし、いまだ十分に解明がされていないものの中に、これからの医療に貢献できる成分や作用が隠されているということは生物製剤の開発の歴史を見れば明らかなことです。ここで、ヨーロッパ、中東、南アメリカで重視されたプロポリスも、その1つでした。
そもそも日本でプロポリスが注目されるようになったのは、がんに対する効果が指摘されるようになってからのことです。1991年、第50回日本癌学会総会で、国立予防衛生研究所ウイルス室長・松野哲也博士は、「プロポリスに含まれる殺癌細胞物質」と題する研究を発表しました。次いで翌年の第51回総会では、「プロポリスの抗腫瘍作用」を発表。ここにいたって、プロポリスの抗がん作用は決定的なものとなりました。
それ以前にも、成分を特定せず「プロポリスががんに効いた」という報告は数多くありましたが、松野博士は初めて抗がん作用の高い成分を発見し、その抽出に成功しました。抽出された成分は、ケルセチン、カフェイン酸フェネチルエステル、クロレダン系ジテルペンというもので、いずれもフラボノイドの1種。
博士は、94年の日本癌学会総会で、さらに4つの抗がん成分の抽出に成功したことを発表。
その後、川崎医科大学の本木哲夫名誉教授によって、その1つがアルテピリンCであることが判明したのです。
松野博士の研究では、プロポリスの成分はアルコールで抽出していました。しかし95年の同会では、鈴鹿医療科学技術大学の鈴木郁功教授が、水で抽出したプロポリスの抗がん効果を報告し、これによりプロポリスは、抽出方法によって取り出される抗がん成分に違いがあるという、興味深い事実が判明しました。
今まで、既に解明されているプロポリスの主な抗がん成分とその作用は以下のとおりです。
■クロレダン系ジテルペン
がん細胞が遺伝子を複製するときに働く「DNAポリメラーゼα」と呼ばれる酵素の 活性を阻害した研究報告があります。 ■ケルセチン/クリシン
がん細胞が増殖する際、遺伝子を複製する前に増殖を阻止する働きがあります。
■活性テルペン類化合物 (CCD物質に特有な成分の一種)
生体造血機能と免疫機能を向上させる働きがあります。
■アルテピリンC
成長したがん細胞を壊死させる働きがあります。
■カフェイン酸フェネチルエステル
がん細胞を損傷させる作用があります。化学発がん剤でつくられた皮膚がんに対する増殖抑制作用があります。
■活性酵素PRCA (CCD物質に特有な成分の一種)
がん細胞に対する増殖抑制効果があります。がん細胞のDNA合成能力に対する直接的な阻害効果の研究報告があります。
(但し、各抽出方法と製造技術によって生理活性と薬効が大きく )
