最近ですよね~。。。
http://www.healthdayjapan.com/index.php?option=com_content&view=article&id=3584:2012216&catid=24&Itemid=108
記事の内容は・・・
糖尿病治療薬の1つであるメトホルミンの長期使用は女性患者の膵癌(がん)リスクを低下させるとの研究結果が、米国とスイスの合同研究で明らかになった。別の糖尿病治療薬であるスルホニル尿素(SU)薬とインスリンについては、逆に長期使用が膵癌リスクの上昇と関連することも示されたという。
米国消化器病学会(ACG)誌「The American Journal of Gastroenterology」オンライン版に1月31日掲載された論文で、執筆者のスイス、バーゼル大学薬学部臨床薬剤疫学部門のChristoph R. Meier氏らは、「これはある意味で期待されなかった結果だ」と結論している。メトホルミンについては過去のいくつかの研究で、乳癌や子宮癌に対するリスク低減の可能性が報告されている。
Meier氏らは今回、メトホルミンによる膵癌予防効果を検討するため、英国の「General Practice Research Database」を用いて症例対照研究を実施。同データベースから、薬剤処方歴、診断歴、入院、死亡情報、喫煙や飲酒、ボディ・マス・インデックス(BMI)を抽出。症例群を1995-2009年に初めて膵癌と診断された90歳以下の約2,800例、対照群を非膵癌1万6,600 例としてマッチングさせて分析を行った。
その結果、メトホルミンやSU薬および/またはインスリンの使用は、短期間であれば膵癌リスクには影響しないことが確認された。しかし、長期使用のケースでは、糖尿病患者の膵癌リスクにかなり大きく影響しており、女性患者では、メトホルミンにより膵癌リスクは低減、SU薬では増大していたのに対し、男性患者ではインスリンにより増大していた。
米ジョンズ・ホプキンス大学シドニー・キンメルSidney Kimmel総合癌センター(ボルティモア)外科学・腫瘍学教授のMichael Choti氏はこの結果について、「診断の遅れが死亡率の高さにつながる膵癌では、病因の解明が非常に重要である」と述べるとともに、「膵癌の危険因子(リスクファクター)の解明につながるという意味で興味深い結果だが、まだ関連が示されたのみで、因果関係を明らかにしたものではない。糖尿病治療薬が膵臓に影響を与えることは理論的に理解できるが、メトホルミンが膵癌の予防薬となると明言するにはまだ時期尚早である」としている。(HealthDay News 1月31日)
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