丸山ワクチン2の続きの分です。
http://shoeshowinn.jp/maruwaku.html
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丸山ワクチンの評判がいよいよ高まった昭和50年代前半、元厚生大臣の園田直、衆議院議員の草川昭三、菅直人らが音頭取になり「丸山ワクチンを早期に認可する会」を結成し、衆参両院代議士650名余の署名を集め、超党派で閣議にかけ承認された。
それでもワクチンは葬り去られた。よく言うように、医学界は伏魔殿である。
ことに、癌患者個々の問題になると、再現性がないことを幸い、やりたい放題の観がある。
小学生で奈良の陶芸家の息子さんは、脳腫瘍で万策尽き果てたが、父親は諦めきれず、担当の放射線科の医師に丸山ワクチンの使用を懇願し、不承不承ながら承諾を取付けた。ワクチンを使い始ると、腫瘍は急速に縮小し消失した。無論復学し、以前と変わらぬ生活に戻った。
ところが腫瘍が縮小、消失した写真を基に、ニューヨークの学会で発表した論文のタイトルを見て、丸山先生も私もあきれ果てて沈黙した。
曰く「脳腫瘍における放射線療法の遅発効果について」で、丸山ワクチンの使用は一言もふれてない。手紙には堂々と、ワクチンの使用は伏せてありますと書いてある。これでは、丸山ワクチンの効果を、放射線療法の効果だとすり替えただけではないか。
これが旧帝大医学部のすることか、言うまでもなく科学は再現性があるから第三者も納得する。これを破廉恥行為とも思わない神経に呆れる。
だから論文には都合の悪い事実でも述べる。これは研究者共通のルールであるし、それで論文の価値も高まる。これではなんのための研究で、論文公表の意義もない。
癌に関する日本の論文は、海外での評価は低いと仄聞していたが、この論文でその意味が分った。かかるインチキ論文を、こともあろうに丸山先生に郵送するとは、厚顔無恥もここに極まれりである。重ねて言う、研究者の名誉は永遠である。むろん不名誉も。だから時効はないし、閻魔帳にもつけられるだろうから、冥土への土産の先渡しだ。
昭和40年当時、癌の手術で最も難しいとされた食道癌の手術にかけては世界一と称されていたのが、女子医大の外科部長中山恒明教授だった。その中山先生が、丸山ワクチンのことを知りたいとの要望があり、小松製作所会長の河合良成氏の肝いりで両者の対面が実現した。
丸山先生は銀座の中山メディカルクラブ、人よんで「中山ガンクラブ」に参上し、鞄持は私が務め大層重かった記憶が残っている。資料の大半は食道癌のレントゲン写真で、30例ほどを持参したが、シャーカステン(レントゲン写真を見るための装置)で5例ほどの写真を見ただけで、天下の名医も言葉を失った。
中山先生が席を外した間に「この患者の場合、中山先生ならどのような処置をとられますか」と、丸山先生がシャーカステンを指して訊ねると、2人の助手の先生の答は意外なものだった。中山先生でも手術できる対象は限られ、「癌が1つしか無く直径が2センチ以下であることが条件」だという。
その上で持参した写真を指して「この患者の癌は2つあり、上の癌は上下の幅だけで5センチもありしかもドーナツ状態のリングになっており、中山先生をもってしても助る見込みはなく手術対象外です。それに食道の下部にも2センチもある癌があり、手術しません。リング状になって全周に及んでいると、癌の大小に関係なくお手上げです」と、あっさりしたものだった。それほどの癌でも、ワクチン使用開始2週間後には下の癌は消滅し、2ヶ月後にはドーナツ状の癌も跡形もなくなっている写真だから、鼻っ柱が強いと評判の中山先生が沈黙するわけだった。さらに付け加えて、食道癌以外の癌でどの癌にも当てはまることだが、助かる条件は「癌が1つしかないことと直径が1センチ以下」であることで、それ以外のケースになると、手術だけでなく抗癌剤や放射線でも治せないとのことで、これが癌専門医の常識であるという。
しかるに、マイトマイシンC、5FU、エンドキサン、ナイトロミンマスタードなどが50年後の現在も、癌治療の主力として使われている。それでもなお医学は急速な進歩を遂げていると言うが、これでは呪文だとしか思えない。誰がなんと言おうが、丸山ワクチンに関し私の思いはいまも変らない。「それでも地球は回っている」と。
昭和三十九年の癌学会総会で、「癌を薬だけでどれだけ治すことができるのか」との発表が、大阪の朝日ホールであった。学者の関心も高く、会場は大入り満員であった。この研究は、全国の旧帝国大学医学部の共通研究テーマとして、一年間をかけて実施した結果である。
この頃は、健康保険制度が今日のように整備されていなかったから、高価な癌の薬を自費で賄っては、患者の経済力で使用法が異なり、正確なデータの収集ができない。
そこで、この研究テーマの対象になる患者については、大学は入院費や治療費を全額負担し、製薬会社は、この研究用の患者に薬については、大学の要請するだけの量を無条件で全量を無料で供出することにした。つまり、患者の経済力や、治療技術水準がデータを左右しないようにして、研究に理想的な条件を作った。
対象になった患者は、重症のケースもあれば、軽症もあり、癌の部位も各種雑多であり、癌の種類も当然多岐におよんだ。
使用した薬は、マイトマイシン、エンドキサン、5FU、ナイトロミンなど、平成20年の今日でも抗癌剤の主力として用いられているもので、この発表以後に登場したものは、ブレオマイシン、ピシバニール、クレスチン等があるが、これらの薬は、副作用だけは一人前に強くても、効果がサッパリないことで定評があるから、この際は考慮の対象外としても誤りはない。
研究の対象になった患者の総数は2938名であり、統計学的に完全に信頼出来る分母の大きさである。ところで、肝心の研究成果のほうは、たった二例の治癒例があっただけで、残る2936例は無効だった。文字通り、金に糸目をつけず、最高の医療スタッフで取り組んだ結果がこのありさまだった。
その二例の有効例も、いづれも頸部リンパ節の癌(手に触れてすぐに分るので、早期に発見ができる)だった。勿論、五年後の生存率で評価する遠隔成績はでていないから、その後生きているものやら亡くなったのか定かでない。
そもそも、学会の役割はなにか。こうした結果が出れば、「学問的に結論が出た」と判断し、研究の方向転換を指示するのが座長や学会のお偉いさんの役目である。事実、欧米ではこの頃を境に癌を薬で治すことを諦め、薬の使用量を日本の千分の一程度に落とし、癌の成長を遅らせたり転移を防止する延命策に方向転換しそれで成功した。この時の判断ミスで、日本の癌治療が世界の水準から決定的に遅れ、世界的な孤立の素となったが、未だに改められない。人命に関わるものだけに、バブルの不良債券処理よりも始末が悪い。
これも丸山先生から聞いた話だが、まだ続きがある。発表の翌日、ホテルから各分科会へ向かうため、ホテルのタクシー乗場では、同じ目的の分科会に向う人は誘い合い、相乗で会場に向った。丸山先生と乗合せた先生は、その当時の、東大小石川分院の内科部長、手っ取り早く言えば、癌を薬で治す専門家であった。二人の話題は当然のこと乍ら、前日発表された研究成果になった。その時の内科部長のコメントは、「旧帝大といえども、三千例も手がければ多少の誤診はあっても当然。治った二例は誤診だと思う」と手厳しいものだった。
これが専門家の率直な意見である。この東大の先生も、話している相手が間もなく世界の癌学界に激震をおこす丸山ワクチンの丸山千里であるとは、その時は気がつく由もなかった。そして、おそらく今も、そんなことがあった事さえ忘れていることだろう。
以上丸山ワクチンについて延々と述たが、丸山先生のナマの論文を紹介して終る。先生の持論は、どんな専門的分野の論文でも、原理原則については誰にでも理解できるように書くべきだと言っておられた。

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丸山ワクチンの評判がいよいよ高まった昭和50年代前半、元厚生大臣の園田直、衆議院議員の草川昭三、菅直人らが音頭取になり「丸山ワクチンを早期に認可する会」を結成し、衆参両院代議士650名余の署名を集め、超党派で閣議にかけ承認された。
それでもワクチンは葬り去られた。よく言うように、医学界は伏魔殿である。
ことに、癌患者個々の問題になると、再現性がないことを幸い、やりたい放題の観がある。
小学生で奈良の陶芸家の息子さんは、脳腫瘍で万策尽き果てたが、父親は諦めきれず、担当の放射線科の医師に丸山ワクチンの使用を懇願し、不承不承ながら承諾を取付けた。ワクチンを使い始ると、腫瘍は急速に縮小し消失した。無論復学し、以前と変わらぬ生活に戻った。
ところが腫瘍が縮小、消失した写真を基に、ニューヨークの学会で発表した論文のタイトルを見て、丸山先生も私もあきれ果てて沈黙した。
曰く「脳腫瘍における放射線療法の遅発効果について」で、丸山ワクチンの使用は一言もふれてない。手紙には堂々と、ワクチンの使用は伏せてありますと書いてある。これでは、丸山ワクチンの効果を、放射線療法の効果だとすり替えただけではないか。
これが旧帝大医学部のすることか、言うまでもなく科学は再現性があるから第三者も納得する。これを破廉恥行為とも思わない神経に呆れる。
だから論文には都合の悪い事実でも述べる。これは研究者共通のルールであるし、それで論文の価値も高まる。これではなんのための研究で、論文公表の意義もない。
癌に関する日本の論文は、海外での評価は低いと仄聞していたが、この論文でその意味が分った。かかるインチキ論文を、こともあろうに丸山先生に郵送するとは、厚顔無恥もここに極まれりである。重ねて言う、研究者の名誉は永遠である。むろん不名誉も。だから時効はないし、閻魔帳にもつけられるだろうから、冥土への土産の先渡しだ。
昭和40年当時、癌の手術で最も難しいとされた食道癌の手術にかけては世界一と称されていたのが、女子医大の外科部長中山恒明教授だった。その中山先生が、丸山ワクチンのことを知りたいとの要望があり、小松製作所会長の河合良成氏の肝いりで両者の対面が実現した。
丸山先生は銀座の中山メディカルクラブ、人よんで「中山ガンクラブ」に参上し、鞄持は私が務め大層重かった記憶が残っている。資料の大半は食道癌のレントゲン写真で、30例ほどを持参したが、シャーカステン(レントゲン写真を見るための装置)で5例ほどの写真を見ただけで、天下の名医も言葉を失った。
中山先生が席を外した間に「この患者の場合、中山先生ならどのような処置をとられますか」と、丸山先生がシャーカステンを指して訊ねると、2人の助手の先生の答は意外なものだった。中山先生でも手術できる対象は限られ、「癌が1つしか無く直径が2センチ以下であることが条件」だという。
その上で持参した写真を指して「この患者の癌は2つあり、上の癌は上下の幅だけで5センチもありしかもドーナツ状態のリングになっており、中山先生をもってしても助る見込みはなく手術対象外です。それに食道の下部にも2センチもある癌があり、手術しません。リング状になって全周に及んでいると、癌の大小に関係なくお手上げです」と、あっさりしたものだった。それほどの癌でも、ワクチン使用開始2週間後には下の癌は消滅し、2ヶ月後にはドーナツ状の癌も跡形もなくなっている写真だから、鼻っ柱が強いと評判の中山先生が沈黙するわけだった。さらに付け加えて、食道癌以外の癌でどの癌にも当てはまることだが、助かる条件は「癌が1つしかないことと直径が1センチ以下」であることで、それ以外のケースになると、手術だけでなく抗癌剤や放射線でも治せないとのことで、これが癌専門医の常識であるという。
しかるに、マイトマイシンC、5FU、エンドキサン、ナイトロミンマスタードなどが50年後の現在も、癌治療の主力として使われている。それでもなお医学は急速な進歩を遂げていると言うが、これでは呪文だとしか思えない。誰がなんと言おうが、丸山ワクチンに関し私の思いはいまも変らない。「それでも地球は回っている」と。
昭和三十九年の癌学会総会で、「癌を薬だけでどれだけ治すことができるのか」との発表が、大阪の朝日ホールであった。学者の関心も高く、会場は大入り満員であった。この研究は、全国の旧帝国大学医学部の共通研究テーマとして、一年間をかけて実施した結果である。
この頃は、健康保険制度が今日のように整備されていなかったから、高価な癌の薬を自費で賄っては、患者の経済力で使用法が異なり、正確なデータの収集ができない。
そこで、この研究テーマの対象になる患者については、大学は入院費や治療費を全額負担し、製薬会社は、この研究用の患者に薬については、大学の要請するだけの量を無条件で全量を無料で供出することにした。つまり、患者の経済力や、治療技術水準がデータを左右しないようにして、研究に理想的な条件を作った。
対象になった患者は、重症のケースもあれば、軽症もあり、癌の部位も各種雑多であり、癌の種類も当然多岐におよんだ。
使用した薬は、マイトマイシン、エンドキサン、5FU、ナイトロミンなど、平成20年の今日でも抗癌剤の主力として用いられているもので、この発表以後に登場したものは、ブレオマイシン、ピシバニール、クレスチン等があるが、これらの薬は、副作用だけは一人前に強くても、効果がサッパリないことで定評があるから、この際は考慮の対象外としても誤りはない。
研究の対象になった患者の総数は2938名であり、統計学的に完全に信頼出来る分母の大きさである。ところで、肝心の研究成果のほうは、たった二例の治癒例があっただけで、残る2936例は無効だった。文字通り、金に糸目をつけず、最高の医療スタッフで取り組んだ結果がこのありさまだった。
その二例の有効例も、いづれも頸部リンパ節の癌(手に触れてすぐに分るので、早期に発見ができる)だった。勿論、五年後の生存率で評価する遠隔成績はでていないから、その後生きているものやら亡くなったのか定かでない。
そもそも、学会の役割はなにか。こうした結果が出れば、「学問的に結論が出た」と判断し、研究の方向転換を指示するのが座長や学会のお偉いさんの役目である。事実、欧米ではこの頃を境に癌を薬で治すことを諦め、薬の使用量を日本の千分の一程度に落とし、癌の成長を遅らせたり転移を防止する延命策に方向転換しそれで成功した。この時の判断ミスで、日本の癌治療が世界の水準から決定的に遅れ、世界的な孤立の素となったが、未だに改められない。人命に関わるものだけに、バブルの不良債券処理よりも始末が悪い。
これも丸山先生から聞いた話だが、まだ続きがある。発表の翌日、ホテルから各分科会へ向かうため、ホテルのタクシー乗場では、同じ目的の分科会に向う人は誘い合い、相乗で会場に向った。丸山先生と乗合せた先生は、その当時の、東大小石川分院の内科部長、手っ取り早く言えば、癌を薬で治す専門家であった。二人の話題は当然のこと乍ら、前日発表された研究成果になった。その時の内科部長のコメントは、「旧帝大といえども、三千例も手がければ多少の誤診はあっても当然。治った二例は誤診だと思う」と手厳しいものだった。
これが専門家の率直な意見である。この東大の先生も、話している相手が間もなく世界の癌学界に激震をおこす丸山ワクチンの丸山千里であるとは、その時は気がつく由もなかった。そして、おそらく今も、そんなことがあった事さえ忘れていることだろう。
以上丸山ワクチンについて延々と述たが、丸山先生のナマの論文を紹介して終る。先生の持論は、どんな専門的分野の論文でも、原理原則については誰にでも理解できるように書くべきだと言っておられた。
筆者の出身は、日本大学理工学部電気工学科であるが、学問研究の師は全く別で、日本医科大学皮膚科教授で学長も務めた丸山千里先生であり、押しかけ弟子である。そこで、先生に教えていただき、座右の銘となった言葉は限られる。
その一は、「物置の中でも研究は出来る」である。
これは免疫学者、エールリッヒの言葉であるが、研究に大切なのは着想だと勝手に解釈している。
その二は、「現象が全てであり、理論は後からついてくる」だ。
湯川英樹や朝永振一郎の中間子理論や超多時間理論、繰込理論は、ノーベル賞受賞の翌々年の、日本物理学会総会で完全に否定された。
二人は、理論式と実験結果の矛盾のつじつま合わせに、中間子理論や超多時間理論、繰込理論を作った。
ノーベル賞受賞の翌年には、日本物理学会は一年後までの宿題とし、翌年の総会では両者の理論は否定され、別の理論式で実験結果が不都合なく説明でき、現象に忠実に従うことの大切さを立証した。
その三は、「まったく新しい理念で始めた研究は、新理念の要素を盛込めば、針金細工のように粗末なものでも、それまでの常識を覆す結果が出る」だった。
私の研究に、理論も他人の真似も一切ないのは、先生のこの教えにある。世はナノテクノロジーでなければ新技術にあらずの風潮であるが、私の研究は肉眼ないしは五感テクノロジーばかりだ。それでも癌や糖尿病の克服とか工作機械の性能の向上など、ナノテクが束になっても歯が立たないまでの成果を得ている。
丸山ワクチンはさまざまな難治病に効くうえ、副作用がなく使い方も簡単であるが、一つ泣き所がある。昭和30年前後、ピエロのように鼻が大きくなる赤鼻の女性の患者が、福島県郡山から治療のため週に一度の通院をはじめた。
一ヶ月を過ぎても病状に変化はなく、先生は患者に「お酒を呑みますか」と訊ねた。下戸(げこ)の先生は、女性の飲酒を考えてもみなかった。
患者の返事は、「寝酒を飲みます。なにぶんにも郡山は寒いところですから」との返事だった。
そこでワクチンを使っている間は、酒を断った。効果てきめん。一ヶ月後、赤鼻は消失した。ワクチン使用中の飲酒は、厳に慎まねばならぬ。
丸山ワクチン騒動が頂点に達した時、随筆家の山本夏彦は「丸山は有徳の君子人である」と称え、作家の今東光は「ここに人あり」と評した。患者諸兄に告ぐ、君子の薬とつき合はば酒な呑みそ。
ラジオニクスの片鱗とおぼしきものを知ったのは、昭和56年(1981)だった。その少し前の昭和54年から、健康雑誌で3回にわたり不肖が紹介され評判になった。
この機会を捉えて全国から同志を募って、年に一回「周昌院研究会」を開催し、研究の情報交換の場とした。その研究会の席上で、Oリングテストを紹介する者が現れた。実演して貰うと、右手の親指と人差し指の先を合わせて輪を作り、その輪にもう一人が両手の人差指を入て親指と人差指を引離す方法だった。
即座に実験してみると、空いた方の左手に、自然治癒力を阻害する磁石、合成繊維の靴下などを持たせたり、指輪や金属バンドの腕時計を手首や指に通すだけで、右手の親指と人差指を合わせる力の低下がはっきり分った。
次に、磁石や靴下などを除去すると、それだけで力が入る。代りに、健康増進因子であるものを載れば、指を合わせる力が強くなる。
この現象を見た瞬間、これは効力の測定法として使えると直感した。
この当時の私は、より効き目の強いものの発明と発見に熱中していた。そこで困ったのは、効力の測定法がないことだった。
測定器がなければ、人体に頼るしか方法がなく、以前から注目していた敏感な体質の人に頼み、効き目が浸透する深さや広がりの感じを聞いては効力の目安とした。
生憎なことに、その人は少し遠方に住んでおり、先方の都合に合せたり、往復に時間が掛ることなどで開発に不便を感じていた。
ところが、Oリングテストなら殆どの人が反応するから、特別に敏感な体質の人を探すこともなく測定が出来そうだと分った。
この方法は、極度に敏感な人もあれば多少反応が鈍い人の差はあっても、殆ど全員が反応する。
ありがたいことに、紹介者はOリングテスト以外の方法もあると言い、片手を伸ばしたまま横方向に肩の高さまで上げ、その手首に他の人が人差し指と中指をかけて下方に引下げる方法も披露してくれた。
この方法でも、空いた手に試料を持てば、Oリングテストの時と同じように力が入ったり入らなくなる。
これを見て、上げた手を引き下げる人に代り、水を入れた二本の一升瓶を束ね、これを持上れば、測定は一人で出来ると考えた。
結果は大成功だった。Oリングテストでは、ほぼ全員が反応するが、一升瓶の方法では、十人中六七人だけしか反応しない。それでも注目すべき別の魅力があった。
やや大まかな区別になるが、前者のOリングテストでは力が入るか入らないかの、二者択一的反応を調べる程度の利用価値に終る。
それに対し、後者の一升瓶を持ち上げる方法は、反応がある部類に属する十人中六七人は、試料の違いによって重いか軽いかだけでなく、うんと重いから大変軽く感ずるまでの間に、容易にいくつもの段階に格付できる便利さがある。
これなら、定性的な判定だけでなく、ある程度の定量的な測定にも応用できると期待した。そこで、測定法として一人で調られる後者を採用した。
その外にももっと大切な理由があるが、話は長くなるし脱線の度が過ぎるから、別の機会に詳述する。
誠に不思議な巡り合わせであるが、Oリングテストが俄に注目されるようになったのは、井深さんの強力な支援があったからだと、後になって井深さんから聞いた。
ところが、当事者の井深さんに一升瓶のやり方を説明すると、躊躇なく私に軍配を挙げた。それは、逆転現象や寝ぼけ現象を除去する方法を発見していたからだった。また東大医学部名誉教授も、子供だましのような道具であっても、正確に測定できることを自身で確認して驚き得心した。
ど う し て 丸 山 ワ ク チ ン で癌 が 治 る の だ ろ う か
1960年以来、私は丸山ワクチンに強い関心を持っていた。当時の丸山ワクチンは、専ら結核治療薬として用いられていたが、その効果は常識では考えもつかない威力を発揮していた。その後1962年になると、このワクチンは癌にも効くことを知った。しかし、なぜ結核ワクチンが癌に対しても効くのか、理由が分らないまま月日は過ぎた。
1976年(昭和51年)に、私は丸山ワクチンで癌が消失(治癒)したり、縮小する事実の有力な根拠と考えられる理論を、思いついた。
以下に述べる丸山ワクチンの癌に対する作用機序で、大胆極りない推論を開陳するが、もし諸賢の参考に供し得ればこれにすぐる喜びはない。
結核の療養所などにおいて、癌の発生が皆無であることは、丸山先生の論文ですでに明らかにされている。この論文の要旨は、結核菌が体内で活動している時期には、癌は存在し得ないということである。
いま少し考えを進ると、もし結核の病状が死の寸前に至るまでに悪化していても、体内の防御機構は結核菌と最後の瞬間まで戦い続けているだろう。
その結果、結核菌は多少なりとも滅されているはずと推量される。その結果、結核患者には癌の発生はなく、体内に結核菌の少ない人に癌が多くなると考えられる。※1
結核症に対する常識をはるかに超えた丸山ワクチンの効果を考えるとき、体内の防御機構と結核菌の格闘の産物中に、癌の存在に極めて不都合な物質、あるいは状態が生じていると考えられる。
以上の事柄を念頭に置き、なぜ丸山ワクチンが癌に効くのか考えてみる。はじめにも述べた通り、丸山ワクチンは強力な結核治療薬である。また、癌患者といえども、体内に結核菌が全くないわけではない。ただ、結核菌の量が少なく、結核菌に対抗するだけの機能が十分に働いていないのではあるまいか。
そのとき、癌患者に丸山ワクチンを注射すると、結核菌に対する防御機能がたかまり、結核菌が滅された結果、癌の存在に極めて不都合な物質(癌治療物質)、あるいは状態ができるのではあるまいか。その結果、癌の縮小や消失などの効果となって現れると考えられる。
そこで、丸山ワクチンの使用法についても考える必要がある。丸山ワクチンにはA,Bの二種類があり、いずれも同一内容物で、濃度だけが異っている。
濃度は、B=A/10で、BはAの十分の一の濃度になっている。結核治療の場合(結核菌過多症)、ワクチンAを週に一度、1アンプル(1cc)の注射が適量である。
結核症に対する効果は、短期間での陰影の消失、空洞の消失(瘢痕も残らない)、治療期間の短縮、耐性の消失、副作用が皆無など、他の治療法で丸山ワクチンに比肩し得るものはない。
癌(実は結核菌過小症と言える)治療の場合、丸山ワクチンの一般的使用方法は、次のように行っている。
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10
A 休 B 休 A 休 B 休 A 休
この方法では、四日目ごとにAを注射している。
結核菌を大量に持つ結核患者でも、Aを七日目毎に注射して、それが最適量である。
結核菌の少ない癌患者に、四日目ごとにAを注射しては濃すぎはしまいか。抗原抗体反応を利用するワクチン療法では、ワクチンと結核菌のバランスがなにより重要と考えている。
従って癌患者の場合、結核菌とワクチンの適度なバランスが得られる注射方法として、Aを週一回、0.3cc注射するか、Bを一日おきに注射していい結果が得られている。
私が考えている理想的な癌治療方法は、B.C.G.を使って結核菌を補給し、B.C.G.とバランスが取れた量のワクチンを使用するのが良いのではないかと愚考する。そもそも、丸山ワクチンは結核やB.C.G.潰瘍の特効薬である。癌患者に丸山ワクチンと B.C.G.を併用しても副作用はなく、いい結果の得られたものが二例ある。さりながら、この方法は医師の理解と協力がなければ実施できない。よって、この方法が一般に行われることを切望する。
日本最古の癌専門の研究機関として高名な、東京・御茶ノ水にある佐々木研究所(杏雲堂病院)病理部長である佐藤 博先生(写真)に、この考えを聞いていただいた。
佐藤先生のコメントは、「丸山ワクチンの原点に返った考えで、実に素直な発想です」とのこと。(1983年12月26日)
後日、あの考え方に疑問点や矛盾が見つかったかを再確認すると、「今のところあの考えで間違いないと思う。波と防波堤の関係に例えて言えば、並の台風の高波(一般的な癌)なら充分防げると思うが、数百年に一度の大津波でも防げるかとなれば、それは分らない」と言われた。
※2 生れつき免疫機構を持たないヌードマウスを使い、丸山ワクチンによる癌治療効果を証明した、川崎医科大学病理学教室木本 哲夫教授の実験結果とは矛盾する。
しかし、癌の治るメカニズムをただ一つと限定せず、複数のメカニズムがあると仮定すれば説明できる。
木本教授も、癌には複数の治り方があると思うと承っている。
My personal opinion of Maruyama vaccine
是非とも丸山ワクチンを考えておられる方にとって有益な情報でありますように!!(-^□^-)その一は、「物置の中でも研究は出来る」である。
これは免疫学者、エールリッヒの言葉であるが、研究に大切なのは着想だと勝手に解釈している。
その二は、「現象が全てであり、理論は後からついてくる」だ。
湯川英樹や朝永振一郎の中間子理論や超多時間理論、繰込理論は、ノーベル賞受賞の翌々年の、日本物理学会総会で完全に否定された。
二人は、理論式と実験結果の矛盾のつじつま合わせに、中間子理論や超多時間理論、繰込理論を作った。
ノーベル賞受賞の翌年には、日本物理学会は一年後までの宿題とし、翌年の総会では両者の理論は否定され、別の理論式で実験結果が不都合なく説明でき、現象に忠実に従うことの大切さを立証した。
その三は、「まったく新しい理念で始めた研究は、新理念の要素を盛込めば、針金細工のように粗末なものでも、それまでの常識を覆す結果が出る」だった。
私の研究に、理論も他人の真似も一切ないのは、先生のこの教えにある。世はナノテクノロジーでなければ新技術にあらずの風潮であるが、私の研究は肉眼ないしは五感テクノロジーばかりだ。それでも癌や糖尿病の克服とか工作機械の性能の向上など、ナノテクが束になっても歯が立たないまでの成果を得ている。
丸山ワクチンはさまざまな難治病に効くうえ、副作用がなく使い方も簡単であるが、一つ泣き所がある。昭和30年前後、ピエロのように鼻が大きくなる赤鼻の女性の患者が、福島県郡山から治療のため週に一度の通院をはじめた。
一ヶ月を過ぎても病状に変化はなく、先生は患者に「お酒を呑みますか」と訊ねた。下戸(げこ)の先生は、女性の飲酒を考えてもみなかった。
患者の返事は、「寝酒を飲みます。なにぶんにも郡山は寒いところですから」との返事だった。
そこでワクチンを使っている間は、酒を断った。効果てきめん。一ヶ月後、赤鼻は消失した。ワクチン使用中の飲酒は、厳に慎まねばならぬ。
丸山ワクチン騒動が頂点に達した時、随筆家の山本夏彦は「丸山は有徳の君子人である」と称え、作家の今東光は「ここに人あり」と評した。患者諸兄に告ぐ、君子の薬とつき合はば酒な呑みそ。
ラジオニクスの片鱗とおぼしきものを知ったのは、昭和56年(1981)だった。その少し前の昭和54年から、健康雑誌で3回にわたり不肖が紹介され評判になった。
この機会を捉えて全国から同志を募って、年に一回「周昌院研究会」を開催し、研究の情報交換の場とした。その研究会の席上で、Oリングテストを紹介する者が現れた。実演して貰うと、右手の親指と人差し指の先を合わせて輪を作り、その輪にもう一人が両手の人差指を入て親指と人差指を引離す方法だった。
即座に実験してみると、空いた方の左手に、自然治癒力を阻害する磁石、合成繊維の靴下などを持たせたり、指輪や金属バンドの腕時計を手首や指に通すだけで、右手の親指と人差指を合わせる力の低下がはっきり分った。
次に、磁石や靴下などを除去すると、それだけで力が入る。代りに、健康増進因子であるものを載れば、指を合わせる力が強くなる。
この現象を見た瞬間、これは効力の測定法として使えると直感した。
この当時の私は、より効き目の強いものの発明と発見に熱中していた。そこで困ったのは、効力の測定法がないことだった。
測定器がなければ、人体に頼るしか方法がなく、以前から注目していた敏感な体質の人に頼み、効き目が浸透する深さや広がりの感じを聞いては効力の目安とした。
生憎なことに、その人は少し遠方に住んでおり、先方の都合に合せたり、往復に時間が掛ることなどで開発に不便を感じていた。
ところが、Oリングテストなら殆どの人が反応するから、特別に敏感な体質の人を探すこともなく測定が出来そうだと分った。
この方法は、極度に敏感な人もあれば多少反応が鈍い人の差はあっても、殆ど全員が反応する。
ありがたいことに、紹介者はOリングテスト以外の方法もあると言い、片手を伸ばしたまま横方向に肩の高さまで上げ、その手首に他の人が人差し指と中指をかけて下方に引下げる方法も披露してくれた。
この方法でも、空いた手に試料を持てば、Oリングテストの時と同じように力が入ったり入らなくなる。
これを見て、上げた手を引き下げる人に代り、水を入れた二本の一升瓶を束ね、これを持上れば、測定は一人で出来ると考えた。
結果は大成功だった。Oリングテストでは、ほぼ全員が反応するが、一升瓶の方法では、十人中六七人だけしか反応しない。それでも注目すべき別の魅力があった。
やや大まかな区別になるが、前者のOリングテストでは力が入るか入らないかの、二者択一的反応を調べる程度の利用価値に終る。
それに対し、後者の一升瓶を持ち上げる方法は、反応がある部類に属する十人中六七人は、試料の違いによって重いか軽いかだけでなく、うんと重いから大変軽く感ずるまでの間に、容易にいくつもの段階に格付できる便利さがある。
これなら、定性的な判定だけでなく、ある程度の定量的な測定にも応用できると期待した。そこで、測定法として一人で調られる後者を採用した。
その外にももっと大切な理由があるが、話は長くなるし脱線の度が過ぎるから、別の機会に詳述する。
誠に不思議な巡り合わせであるが、Oリングテストが俄に注目されるようになったのは、井深さんの強力な支援があったからだと、後になって井深さんから聞いた。
ところが、当事者の井深さんに一升瓶のやり方を説明すると、躊躇なく私に軍配を挙げた。それは、逆転現象や寝ぼけ現象を除去する方法を発見していたからだった。また東大医学部名誉教授も、子供だましのような道具であっても、正確に測定できることを自身で確認して驚き得心した。
ど う し て 丸 山 ワ ク チ ン で癌 が 治 る の だ ろ う か
1960年以来、私は丸山ワクチンに強い関心を持っていた。当時の丸山ワクチンは、専ら結核治療薬として用いられていたが、その効果は常識では考えもつかない威力を発揮していた。その後1962年になると、このワクチンは癌にも効くことを知った。しかし、なぜ結核ワクチンが癌に対しても効くのか、理由が分らないまま月日は過ぎた。
1976年(昭和51年)に、私は丸山ワクチンで癌が消失(治癒)したり、縮小する事実の有力な根拠と考えられる理論を、思いついた。
以下に述べる丸山ワクチンの癌に対する作用機序で、大胆極りない推論を開陳するが、もし諸賢の参考に供し得ればこれにすぐる喜びはない。
結核の療養所などにおいて、癌の発生が皆無であることは、丸山先生の論文ですでに明らかにされている。この論文の要旨は、結核菌が体内で活動している時期には、癌は存在し得ないということである。
いま少し考えを進ると、もし結核の病状が死の寸前に至るまでに悪化していても、体内の防御機構は結核菌と最後の瞬間まで戦い続けているだろう。
その結果、結核菌は多少なりとも滅されているはずと推量される。その結果、結核患者には癌の発生はなく、体内に結核菌の少ない人に癌が多くなると考えられる。※1
結核症に対する常識をはるかに超えた丸山ワクチンの効果を考えるとき、体内の防御機構と結核菌の格闘の産物中に、癌の存在に極めて不都合な物質、あるいは状態が生じていると考えられる。
以上の事柄を念頭に置き、なぜ丸山ワクチンが癌に効くのか考えてみる。はじめにも述べた通り、丸山ワクチンは強力な結核治療薬である。また、癌患者といえども、体内に結核菌が全くないわけではない。ただ、結核菌の量が少なく、結核菌に対抗するだけの機能が十分に働いていないのではあるまいか。
そのとき、癌患者に丸山ワクチンを注射すると、結核菌に対する防御機能がたかまり、結核菌が滅された結果、癌の存在に極めて不都合な物質(癌治療物質)、あるいは状態ができるのではあるまいか。その結果、癌の縮小や消失などの効果となって現れると考えられる。
そこで、丸山ワクチンの使用法についても考える必要がある。丸山ワクチンにはA,Bの二種類があり、いずれも同一内容物で、濃度だけが異っている。
濃度は、B=A/10で、BはAの十分の一の濃度になっている。結核治療の場合(結核菌過多症)、ワクチンAを週に一度、1アンプル(1cc)の注射が適量である。
結核症に対する効果は、短期間での陰影の消失、空洞の消失(瘢痕も残らない)、治療期間の短縮、耐性の消失、副作用が皆無など、他の治療法で丸山ワクチンに比肩し得るものはない。
癌(実は結核菌過小症と言える)治療の場合、丸山ワクチンの一般的使用方法は、次のように行っている。
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10
A 休 B 休 A 休 B 休 A 休
この方法では、四日目ごとにAを注射している。
結核菌を大量に持つ結核患者でも、Aを七日目毎に注射して、それが最適量である。
結核菌の少ない癌患者に、四日目ごとにAを注射しては濃すぎはしまいか。抗原抗体反応を利用するワクチン療法では、ワクチンと結核菌のバランスがなにより重要と考えている。
従って癌患者の場合、結核菌とワクチンの適度なバランスが得られる注射方法として、Aを週一回、0.3cc注射するか、Bを一日おきに注射していい結果が得られている。
私が考えている理想的な癌治療方法は、B.C.G.を使って結核菌を補給し、B.C.G.とバランスが取れた量のワクチンを使用するのが良いのではないかと愚考する。そもそも、丸山ワクチンは結核やB.C.G.潰瘍の特効薬である。癌患者に丸山ワクチンと B.C.G.を併用しても副作用はなく、いい結果の得られたものが二例ある。さりながら、この方法は医師の理解と協力がなければ実施できない。よって、この方法が一般に行われることを切望する。
日本最古の癌専門の研究機関として高名な、東京・御茶ノ水にある佐々木研究所(杏雲堂病院)病理部長である佐藤 博先生(写真)に、この考えを聞いていただいた。
佐藤先生のコメントは、「丸山ワクチンの原点に返った考えで、実に素直な発想です」とのこと。(1983年12月26日)
後日、あの考え方に疑問点や矛盾が見つかったかを再確認すると、「今のところあの考えで間違いないと思う。波と防波堤の関係に例えて言えば、並の台風の高波(一般的な癌)なら充分防げると思うが、数百年に一度の大津波でも防げるかとなれば、それは分らない」と言われた。
※2 生れつき免疫機構を持たないヌードマウスを使い、丸山ワクチンによる癌治療効果を証明した、川崎医科大学病理学教室木本 哲夫教授の実験結果とは矛盾する。
しかし、癌の治るメカニズムをただ一つと限定せず、複数のメカニズムがあると仮定すれば説明できる。
木本教授も、癌には複数の治り方があると思うと承っている。
My personal opinion of Maruyama vaccine
Since 1960, I have had a profound interest in the Maruyama Vaccine. During those years the vaccine was solely used for the treatment of Tuberculosis, and the results were amazingly effectiv.
Later in 1962, Dr.Maruyama found the vaccine seemed to work on cancer too, however no one seemd to understand why, and to this day it is still unknown.
In 1976, I discovered the reason why the vaccine made the cancer go into about a 90% remission, diminished in size, and the shadow in the Xrays disappeared as almost cured. It is a bold assumption on my part, however, I hope it would be of some help on your judgement and consideration about the Maruyama Vaccine.
In his Thesis, Dr.Maruyama made it very clear that there were no cancer patients in the tuberculosis sanitarium. This means that when the tubercule bacilli is active in the body, there are no cancer tumors or cells, and to go a little farther in this line of reasoning, even though tuberculosis is so advanced that the person is near death,the resistance of the body is actively working and a certain amount of tubercle bacilli is being destroyed.
As the by-product of struggle between the biological resistance, Maruyama Vaccine and tubercle bacilli, some substance of some sort is very detrimental force to cancer. As result, there are hardly and cancer among tubercular patients.
As the tubercle bacilli diminishes in the body, it seems more cancer exists.
As we look all over the world, the area where there are more tuberculosis there seems to be less cancer, and where tubercuosis is less there seems to be more cancer. *1
As stated before, Maruyama Vaccine is primarily used for tubercular treatment. As for cancer patients, there are some tubercle bacilli in every person, but less amounts of tubercle bacilli means less activity against cancer. when the Maruyama Vaccine is administered, the biological activity becomes more vigorous and by destroying the tubercle bacilli creates more substance which is detrimental to cancer, and as a result the cancer goes into reminission in size or eradication of cancer cells.*2
Let us examine the treatment of tuberculosis. Maruyama Vaccine has two categories which is A and B. Both are of the same material but at different strength. B is 1/10th the strength of A. For treatment of tuberculosis , vaccine A--1 ampoule(1 cc)a week is administered. The result is shorter treatment periods, disappearance of shadows, smaller or no cavities without any adverse reaction, and I dare boast to say there are no comparisons with other medications.
For the treatment of cancer ; Day 1--A, day 2--none, day 3--B, day 4--none, day 5--A, day 6--none, day 7--B, day 8--none, day 9--A, day 10--none, repeat the same procedure.
"A" is administered every 4th day. Even if the patient has advanced tuberculosis, the use of "A" every 7th day is most effective also.
When the cancer patient who has only a small amount of the tubercle bacilli, to give the cancer patient vaccine"A" every four days is too much.
For any treatment depending on anti-histaminic reaction the balance between existing bacilli and potency of the Vaccine is very essential, therefore to obtain the best balance on the cancer patient it would be an injection of "A" (0.3cc) once a week or B every other day. This will bring favorable results.
My personal opinion at the present time, the most ideal treatment for cancer is injection of B.C.G.(as a supplimental tubercullar bacilli and Maruyama Vaccine is the best procedure.)
To repeat Maruyama Vaccine is one of the best medication for tuberculosis.B.C.G. becomes ulcerated. I saw two cases of administering Maruyama Vaccine ,and B.C.G. at the same time without any adverse effect or reaction.
This method, however takes good understanding of physician to execute. It is my profound wish that this methods be applied and used widely by the public.
*1 I asked Dr. Hiroshi Satou's opinion, he is the head of the psthological research department at Sasaki Instituto (Kyoundo Hospital) on this matter, and his comment was, "I belive it is a fundamental thought which goes back to the beginning of Vaccine"
At a later date I asked Dr.Satou again if there were any doubts or contradicting points and his quote was, "As of now there is no mistake on theory.For example; our harbor breakwater could withstand ordinary high waves, but could it resist a tsunami or a once in a lifetime storm?"
*2 It is contradictory to the results Prof.,Tetsuo Kimoto, Department of Pathology KawasakiMedical School, who tasted the Maruyama Vaccine on mice, which has no immunity against diseases.
However if you consider there are more than one way to cure cancer, the aforementioned method could be explained. We understand Prof.Kimoto considers there were more methods to cure cancer.
Translated by Mr.&Mrs. Tom Yamasaki U.S.A.
先の報告の中で、川崎医科大学の木本哲夫教授による、ヌードマウスの癌治療の実験は、一般に行れている丸山ワクチンの癌治療法とは異なる作用機序ではないかと述べた。ところが、ワクチンによるヌードマウスの癌治療のメカニズムについても、新たな推論に到達した。
木本教授の研究では、癌患者が使用する十倍、百倍の濃度で実験し、高濃度のものほどいい成績をあげている。これを、数千倍、数万倍、ことによれば数十万倍の濃度にしたら、結果は更によくなるのではと言っている。
他方、「丸山ワクチン」の名前から分るように、免疫機能を全く持たないヌードマウスに「ワクチン」を使用しても治療効果を上げているのは、一見矛盾しているように思われる。ところが丸山ワクチンは、結核菌体抽出物質(有害な蛋白質は除去してある)であるから、体内で結核菌が滅ぼされたとき発生する癌治療物質が、微量ではあっても含まれていると思われる。
だから、高濃度になれば、癌抑止物質を大量に投与したことになるのでは、と推論するに至った。この発想を、佐々木研究所の佐藤先生に電話で伝えると、「全く同感です」と賛同していただけた。(1984年10月24日)
翌日、木本教授にも電話で説明すると、なんの惑いもなく理解し、賛同していただいた。
結論として、体内の結核菌を滅ぼして癌を治す目的ならば、結核治療の場合よりも低濃度が良いと思う。またヌードマウスを使った直接的な効果を期待する場合は、超々高濃度のほうが良いと思う。丸山ワクチンを癌患者に使い始めた暗中模索の時期の結果、Aばかりを一日おきに使用する(中程度の濃度)とあまり効果が得られなかったことを思い出す。
むしろ、Bだけを一日おきに注射すると、劇的に好転する例を多数見た。
前回報告した療法と、ヌードマウスの実験結果をつき合せると、トンネルを左右から掘進み 、中央で合致し貫通した感が強い。
※1 1984年9月12日、佐藤先生に、「体内で結核菌を滅ぼしたとき発生する物質を解明できれば、この物質が副作用もない癌治療の特効薬になるのでは」と話すと、「夢ですね」との返事だった。
「夢ではあるが、雲を掴むような夢ではないと思う」とたたみかけると、「専門用語では、そうした夢を作りだすことを作業仮説を立てると言って、研究の方向付けに役立てている」と教えられた。
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Later in 1962, Dr.Maruyama found the vaccine seemed to work on cancer too, however no one seemd to understand why, and to this day it is still unknown.
In 1976, I discovered the reason why the vaccine made the cancer go into about a 90% remission, diminished in size, and the shadow in the Xrays disappeared as almost cured. It is a bold assumption on my part, however, I hope it would be of some help on your judgement and consideration about the Maruyama Vaccine.
In his Thesis, Dr.Maruyama made it very clear that there were no cancer patients in the tuberculosis sanitarium. This means that when the tubercule bacilli is active in the body, there are no cancer tumors or cells, and to go a little farther in this line of reasoning, even though tuberculosis is so advanced that the person is near death,the resistance of the body is actively working and a certain amount of tubercle bacilli is being destroyed.
As the by-product of struggle between the biological resistance, Maruyama Vaccine and tubercle bacilli, some substance of some sort is very detrimental force to cancer. As result, there are hardly and cancer among tubercular patients.
As the tubercle bacilli diminishes in the body, it seems more cancer exists.
As we look all over the world, the area where there are more tuberculosis there seems to be less cancer, and where tubercuosis is less there seems to be more cancer. *1
As stated before, Maruyama Vaccine is primarily used for tubercular treatment. As for cancer patients, there are some tubercle bacilli in every person, but less amounts of tubercle bacilli means less activity against cancer. when the Maruyama Vaccine is administered, the biological activity becomes more vigorous and by destroying the tubercle bacilli creates more substance which is detrimental to cancer, and as a result the cancer goes into reminission in size or eradication of cancer cells.*2
Let us examine the treatment of tuberculosis. Maruyama Vaccine has two categories which is A and B. Both are of the same material but at different strength. B is 1/10th the strength of A. For treatment of tuberculosis , vaccine A--1 ampoule(1 cc)a week is administered. The result is shorter treatment periods, disappearance of shadows, smaller or no cavities without any adverse reaction, and I dare boast to say there are no comparisons with other medications.
For the treatment of cancer ; Day 1--A, day 2--none, day 3--B, day 4--none, day 5--A, day 6--none, day 7--B, day 8--none, day 9--A, day 10--none, repeat the same procedure.
"A" is administered every 4th day. Even if the patient has advanced tuberculosis, the use of "A" every 7th day is most effective also.
When the cancer patient who has only a small amount of the tubercle bacilli, to give the cancer patient vaccine"A" every four days is too much.
For any treatment depending on anti-histaminic reaction the balance between existing bacilli and potency of the Vaccine is very essential, therefore to obtain the best balance on the cancer patient it would be an injection of "A" (0.3cc) once a week or B every other day. This will bring favorable results.
My personal opinion at the present time, the most ideal treatment for cancer is injection of B.C.G.(as a supplimental tubercullar bacilli and Maruyama Vaccine is the best procedure.)
To repeat Maruyama Vaccine is one of the best medication for tuberculosis.B.C.G. becomes ulcerated. I saw two cases of administering Maruyama Vaccine ,and B.C.G. at the same time without any adverse effect or reaction.
This method, however takes good understanding of physician to execute. It is my profound wish that this methods be applied and used widely by the public.
*1 I asked Dr. Hiroshi Satou's opinion, he is the head of the psthological research department at Sasaki Instituto (Kyoundo Hospital) on this matter, and his comment was, "I belive it is a fundamental thought which goes back to the beginning of Vaccine"
At a later date I asked Dr.Satou again if there were any doubts or contradicting points and his quote was, "As of now there is no mistake on theory.For example; our harbor breakwater could withstand ordinary high waves, but could it resist a tsunami or a once in a lifetime storm?"
*2 It is contradictory to the results Prof.,Tetsuo Kimoto, Department of Pathology KawasakiMedical School, who tasted the Maruyama Vaccine on mice, which has no immunity against diseases.
However if you consider there are more than one way to cure cancer, the aforementioned method could be explained. We understand Prof.Kimoto considers there were more methods to cure cancer.
Translated by Mr.&Mrs. Tom Yamasaki U.S.A.
先の報告の中で、川崎医科大学の木本哲夫教授による、ヌードマウスの癌治療の実験は、一般に行れている丸山ワクチンの癌治療法とは異なる作用機序ではないかと述べた。ところが、ワクチンによるヌードマウスの癌治療のメカニズムについても、新たな推論に到達した。
木本教授の研究では、癌患者が使用する十倍、百倍の濃度で実験し、高濃度のものほどいい成績をあげている。これを、数千倍、数万倍、ことによれば数十万倍の濃度にしたら、結果は更によくなるのではと言っている。
他方、「丸山ワクチン」の名前から分るように、免疫機能を全く持たないヌードマウスに「ワクチン」を使用しても治療効果を上げているのは、一見矛盾しているように思われる。ところが丸山ワクチンは、結核菌体抽出物質(有害な蛋白質は除去してある)であるから、体内で結核菌が滅ぼされたとき発生する癌治療物質が、微量ではあっても含まれていると思われる。
だから、高濃度になれば、癌抑止物質を大量に投与したことになるのでは、と推論するに至った。この発想を、佐々木研究所の佐藤先生に電話で伝えると、「全く同感です」と賛同していただけた。(1984年10月24日)
翌日、木本教授にも電話で説明すると、なんの惑いもなく理解し、賛同していただいた。
結論として、体内の結核菌を滅ぼして癌を治す目的ならば、結核治療の場合よりも低濃度が良いと思う。またヌードマウスを使った直接的な効果を期待する場合は、超々高濃度のほうが良いと思う。丸山ワクチンを癌患者に使い始めた暗中模索の時期の結果、Aばかりを一日おきに使用する(中程度の濃度)とあまり効果が得られなかったことを思い出す。
むしろ、Bだけを一日おきに注射すると、劇的に好転する例を多数見た。
前回報告した療法と、ヌードマウスの実験結果をつき合せると、トンネルを左右から掘進み 、中央で合致し貫通した感が強い。
※1 1984年9月12日、佐藤先生に、「体内で結核菌を滅ぼしたとき発生する物質を解明できれば、この物質が副作用もない癌治療の特効薬になるのでは」と話すと、「夢ですね」との返事だった。
「夢ではあるが、雲を掴むような夢ではないと思う」とたたみかけると、「専門用語では、そうした夢を作りだすことを作業仮説を立てると言って、研究の方向付けに役立てている」と教えられた。
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