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健康優良児のクーちゃんと
白血病キャリアのノエル。
ノエルを迎えた当初は
ノエルをクーちゃんと別室にして
ノエルの部屋から出た後は
服を着替え、手を洗い、消毒をして
クーちゃんの所へ。
私たちの行動から
「ノエルは病気なんだ…」
と察したクーちゃん
クーちゃんも私たちと同じ様に
悩んでいたんだと気付きました。
：今日もママから質問
というか、お願いを預かったから伝えるね。
「パパとママの仕事が忙しくなって、クーちゃんが寂しい思いをしないようにと迎えたノエルが白血病だった事で、クーちゃんに とてもストレスを与えてしまって、ごめんね。
ノエルはまだ小さくて、病気の事も分からないから、クーちゃんに気を使わせてしまうけど、ノエルとクーちゃんが安全に過ごせるように頑張るから、クーちゃんも少しずつでいいから自分のペースでノエルと仲良くして欲しいです。」
ですって。
ママ、今、忙しそうでしょう？
留守番とか多いの？
：うん。寂しいよ。
ノエルも寂しそうなんだ。
：そう。
本当ならノエルくんと遊んだりして過ごしたいところだよね。
：うん。
：ノエルくんはどんな子？
もし、病気じゃなかったら仲良くなれそう？
：ノエルは好奇心旺盛で
怖いもの知らずのところがあるんだ。
僕の事をちゃんとお兄ちゃんだと思ってくれてるのか、よく近づいてくるよ。
もし本当に病気じゃなかったら、治ったら、思いっきりお兄ちゃんになるよ！
：思いっきりのお兄ちゃん、いいね。
ママが言ってる、して欲しくない事はね、具体的には、噛んだり舐めたりはダメ。
近づいたり触れたりは大丈夫なんだって。
噛んだり舐めたりしないで遊ぶ事は、出来そう？
：ちょっと自信ないよ…。
僕達はもともと舐め合ったり、甘噛みして遊んだりしながらコミュニケーションをとるんだ。
だから、ただ触れるだけって難しいよね？
：そうよね…。
うちの猫たちを見ててもやっぱり舐め合ったりするのは日常茶飯事だから…。
：せっかく弟が出来たのに…。
いつまで待てばいいのかな？
：そうね。
もし、ずっとこういう状態だったらどう？
：すごく寂しいと思うし、
それは辛いよ。
近くにいるのに、仲良くしたいのに仲良くできないなんて…。
：そうよね。
このお話、ちょっと保留にしてもらっていいかな？
もう一度ママに確認してみるよ。
これからどうしたいと思っているのか、クーちゃんはどうしたらいいのか、ママの気持ち、ちゃんと聞いてみよう。
：うん。お願い！
僕、ママが決めたことなら我慢してもいいよ。
でも、辛いのはやっぱり嫌だから…。
：うん。そうね。
じゃあ、少し待っててね。
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ありがとうございました
