ヘムヘムさんこんにちは

 

こんにちは

 

今日はなんのお話ですか?

 

はい。今日は、コンプレックスについて話したいと思います。

 

ほぉ…

 

人って何かしらのコンプレックスを持っていると思うんですが、どうですか?

 

そうですね。

容姿だったり性格だったり、“こういうのがいい”っていうのが何となくあるこの世では、絶対にその枠からはみ出す部分は誰しもが持っているわけであって。

それを“よくない”と捉えて、コンプレックスと意識していなくても、隠した方がいいとか、直さなきゃと思っている人は多いんじゃないですか?

 

ですよね。

 

へむへむさんもなにかコンプレックスがあるんですか?

 

はい。私は小さい時からあるアトピーがとにかくコンプレックスでしたね。

 

なるほど~。で?

 

で?って(笑)

いや、今日ふと思ったんですよ。たしかにコンプレックスで、自分としては無くなってほしい!と思ったりする。

だけど、自分がアトピーじゃなかった場合の人生を想像した時、ちょっと「やべぇ」と思ったんですよ。

 

どこらへんがですか?

 

アトピーじゃない場合の自分って、たぶん超絶性格悪いんですよ(笑)

全世界の人を見下して生きてたと思いますね笑

 

そんなにですか?

 

はい。そんなにですてへぺろ

わたし、小中高とつまずいたことがなかったんですよ。

当時、わたしは成績至上主義者で、成績で人を見分ける節がありました。

そんな自分が成績で下に沈んでいくのは嫌だったので、私も勉強をしていましたし、うまくいっていたんです。(勉強という面だけでみると)

それで、もしアトピーじゃなかったら、わたしは大学卒業後あのまま内定式まで出た会社に就職して、バリバリ働いてたと思うんです。

(*へむへむは大学卒業後、何を思ったのか内定を辞退し中国へ留学をしています)

 

それもいいんじゃないですか?

 

いいんです。もちろん会社でバリバリ働くのがダメって意味じゃないんです。

全然いいんですよ、そこは。

だけど、その場合の私って、何にも知らずに「これが正解」と思ってるはずなんです。「これが当たり前」って。

それで、“大きい会社にいる自分”を頼りに生きていると思うんですよ(笑)

 

どういう意味ですか?

 

つまり、学歴と職場に自分の価値を見出して、「こんな私、すごいでしょ?」

ってなってたと思うんですよ。

そして世間で“良し”とされるレールを順調に歩みすぎて、他の人のことをただただ見下してたと思うんです。

 

ふむふむ

 

がしかし!

 

がしかし?

 

私は何せアトピーだった。

だから、小さい時からなんとなく人の「これ、言ってほしくないだろうな」とか、「この人は心根が優しい人だな」とかがわかった。

小さい子って正直だから、「ブツブツばばあ」とか言われるじゃないですか。

だから、卑屈にもなるけど、多少は人に思いやりを持てる。多少はw(あくまで私のアトピーがなかった場合のパラレル人生比)

そして、大学も急に内定を辞退して留学なんかしなかった。

色々調べたりもしなかったし(何に手を出したかはまた後日。ちなみに大したことではないw)

ここ最近みたいに、田舎を回って社会からドロップアウトした感じの人たちと出会って意気投合することもなかった。

突然キャバ嬢になった妹を理解することも出来なかった(*ヘムヘムの妹は元キャバ嬢です)

 

なにせアトピーだったおかげで、私の人生まさかの連続なんすよ(SixTONESのジェシーも「人生まさかの連続だよな」とのたまっていた)

なにせアトピーだったおかげで出会った人たちがたくさんいて、

なにせアトピーだったおかげでわかったことがたくさんあって、

なにせアトピーだったおかげで思いがけない人生を歩んでいて、でもそれが楽しい。

そして、なにせアトピーだったおかげで人ともちょっと分かり合える。

 

コンプレックスのない完璧な人って、ちょっと気後れしちゃうじゃないですか。

「実は私こんなんでさぁ~」って、弱みを出してくれる人の方が安心するし、「それがわたしも…」

って素直になれる。

 

だから、コンプレックスって、まぁ何をもってコンプレックスとするのかにもよりますけど、意外と人生を豊かにしてくれている要素かもしれないね!って話です。

 

なるほど。そういう話だったんですね。

 

はい。では、おやすみなさ~いお月様

 

おやすみなさい星