10年前の私 | 耳ツボセラピー専門家癒やし屋kiki

10年前の私

ある企業様より「10年前の自分にどんな言葉をかけたいかという企画があるので協力していただけませんか?」とお願いされたので、過去10年を振り返りながらそのまま文字起こししてみました。。

そしたら案の定めちゃめちゃ長文になってしもた滝汗

実際は省略されて使われると思うのですが、折角なのでこちらに原本を書き留めさせてくださいひらめき電球

もし、気が向いて読んでいただけるならお時間のある時ににひひよろしくお願いしますドキドキ



【10年前の私】

2009年…私にとってこの年はかけがえのない出逢いがあった年。

当時小学3年生の息子と二人暮らし、隣町の旅館に勤めながら掛け持ちでパン屋さんのお手伝いをしてなんとか家計と時間のやりくりをするのが精一杯の毎日。

そんな中、ある方の本の出版講演に誘われ初めての経験でドキドキしながら聴いたらそれが素晴らし過ぎて、、

私が今まで被っていた卵の殻がパリンと破れてプリュっとそのままの素直な私が現れたような感覚になった。


そこから思考はどんどんと変化して

日常の些細な出来事も楽しく前向きになって本もたくさん読んで講演会などにも積極的に参加するようになった。

それでも経済的には苦しく、息子と二人、生きなければならないので一生懸命働いて明るくいるよう頑張っていた。


そんなある日、一緒に働いていた女の子が「息抜きに」と誘ってくれたジャパニーズレゲエのバンドのライヴ。ライブとか夜遊びに出るなんてのも久しぶりでワクワクしながら息子と一緒に出掛けた🌟

芦屋町の山林の中にあるトタンで出来た小さなライブハウス。日本語で歌ってくれるので意味が理解できる。その歌の歌詞の一部が

【自分を信じて前を向いて歩こう】

心にスルッと入ってくるこのフレーズと、ボーカルの子が歌う凛とした姿に、勇気をもらえた。

一気にファンになって、何度も通うようになった。

そして…運命的な出逢いがあった。

ある日のライブの途中で、扉が開いて女性が入って来た。後でその方がボーカルの子のお母さんだということが分かり、ライブ後一目散にその方の所に行き

「アリアちゃんのお母さんなんですか‼︎私、アリアちゃんの存在にめっちゃ助けられて‼︎アリアちゃんのこと産んでくれて本当にありがとうございます‼︎ 」「ところで一体、何されている方なんですか⁈」

と伺うと「私ね~♡耳ツボ♡サロンしてるので良かったら遊びに来て♡」と名刺を渡してくださった。


私は1週間後に母を連れてひろこさんのサロンへ。

母は感性が良いので、耳ツボをしてもらうと「耳ツボすごぉい!!目がピカーッって見やすくなったぁ!」と、感動していた。

「へー。そんなに良いなら友達にも教えてあげよー。」と、私はひろこさんに逢いたい一心で次々に友達をサロンに連れて行っては、みんなが元気に美しくなって行く様子を見て「なんか、耳ツボって良いのかも~…」と思っていた。

そんな時、ひろこさんから

「きよぴーはお友達多いね~♡耳ツボ教えるから私の手先にならない?♡」と声をかけられた。

「て、て、てさき…」

《手先》という言葉は知ってるけれど使う人は初めて見た!と思いつつも、最初にひろこさんに逢った時

『あ!私、この人が何しててもついていきたい』と思った事を思い出して

「ハイ。教えてください耳ツボ。」と即答した。


それは直感と言うものだったのかもしれません。

今思えば、私はひろこさんを信じると言うより「良い。好き。」と思った自分を信じたかった。


それからは毎日の様にサロンに通い詰めて、お客様とのやり取りを現場で学び、東洋医学や身体の仕組みや心理学、耳ツボ関連の本を読んで書き写して、家族や友達に頼みまくって1ヶ月100人のお耳を触らせてもらいました。

そうするとだんだんお耳からその方の情報を得ることができて、さらに「耳ツボで体調が良くなった。」「心が軽くなった。」と言われることが増え

「これは周りの人を幸せにすることが出来る!!」と耳ツボの可能性を強く感じたので、この10年試行錯誤を繰り返し、師匠の手先からは離れ今は自由に耳ツボさせていただいてます。

現在は癒やし屋kikiの耳ツボに同じように可能性を感じていただいている方々へ講習をして、生徒さんと一緒にイベントに出店したりお勉強会したりとても楽しい毎日を送っています。


耳ツボは私にとって最高のパートナーであり、最強の味方です。


10年前の私に逢えて言葉を交わすことが出来るとするなら…

「苦しい思いもしながら、だけど自分を信じて耳ツボを取り入れ続ける選択をしてくれてありがとう。」と言いたい。


そしてこれからも未来の自分から

「ありがとう。」

と言ってもらえるような生き方をして行きます。

THANKS&LOVE❤️