エレベーター付の7.8階まである(記憶があやしい)大きな会社でした
それぞれの階に、いろんな部署があり
たくさんの人が働いていました。
テレビ局だったので、
ひとつの番組を作るのに
こんなにたくさんの人が関わってるんだって思いました。
カメラマン、ディレクター、記者、アナウンサー、美術、音声、技術、
経理、総務、庶務、企画、
私が担当だった部署でも、
一日中、割り当てられた仕事を
淡々と毎日していました。
私がカメラマンになることはなかったし、
アナウンサーになることもありませんでした。
与えられた仕事のみしてればよかったんです。
今の私は自営業をしています。
社員は私一人です。
私は1日の大半を教えるという仕事をメインでしていますが、
ひとつのイベントが入ると
一気に、ピアノを教えるという仕事以外のことがどどーーっと、降りかかってきます。
発表会ひとつにしても
企画、楽譜作り、会場とり、外部業者への注文、打ち合わせ、プログラム構成、
プログラム印刷、スタッフ要請、作り物、楽器運搬、会場設営、ステージ上での演奏、子供達のフォロー、経理、衣装決め
今回は51名参加の発表会。
おそらく、200人強のお客様が来られるのではと思います。
200人規模のイベントを
当日はお手伝いをお願いするとしても、それまでのことを一人でするというのは、
壮大な仕事だなって思います。
おそらく、本来は
会社というものがあれば
分けあって、それぞれの部署に
やってもらうこと。
しかし、たくさんの人を使うということは、それだけたくさんのお金がかかるということ。
結婚式の金額が高いというのもうなづけます。
したことがないからネットで調べるけど、
80人規模の結婚式でいくらかかるんだろうってみたら、300万くらいみたいでした。
2時間ほどのイベント
、、、。ピアノの発表会は、
それを超える時間です。
しかし、
私たち街の小さなピアノ教室が、
発表会を盛大にするために、
そんな、300万ほどの、予算なんてたてられるわけがありません。
つまりは、人を雇わずに、
一人でやるってことに
行き着くんですよね。
はっきりいって、
時間と、頭と体力が足らなさすぎます。
でも、こういう経験をしてるのは
私一人ではないんです。
ピアノの先生の多くが
同じような生活をされてると思います
特別なことではないんです。
それも、私は違いますが、
発表会が、赤字になる先生もおられるんです。
私も時給換算したら、発表会に関しては
時給30円くらいじゃないかって思います(笑)ぶらっくぅ(笑)
でも、
一人は気楽でもあります。
もめないからね。
好きなようにできるし、
私のやりたいことを形にできるし、
ステージいっぱいに自分だけの生徒が並ぶ最後の歌の時の優越感といったら、
ほんと、1人でやってるからこその幸せなんです。
少々毎日のめまぐるしさに、
1日が早すぎて、
疲れ気味ですが
まだまだあと、1ヶ月半。
うまく息抜きも入れて
成功させたいなと思います!