こんにちは~!
通算4時間の睡眠で事足りる私ですが、今朝は3時半に目が覚めました。
2度寝をするには頭が冴えていたし暇だったので、4時に家を出て空を見上げたらなんとオリオン座が見える!
先週までは残暑が厳しかったのに、もう冬の星座が見えるようになったんですね~
さて、前回の続きです。
健康診断の数値に捕らわれてストレスを溜め、かえって体調を崩す・・・というお話でした。
これは、これまでお話しした「食事」や「睡眠」よりも、ある意味面倒なんですよ。
何故なら、食欲や睡眠欲は人間の本能です。
素直に自分の体を観察すれば、「お?自分では体調悪いと思っていたけど、意外と平気かも・・・?」と感じることができます。
(なにせ、自分の体ですから)
しかし、健康診断の数値というのは人間が作り出した一種の想念の世界です。
ですから、自分の体と数値がいまいち関連づけられないのですね。
しかも、毎日のようにあるテレビの健康番組で「正常値は○○で~」と洗脳されているので、より厄介な感じがします。
言うなれば、健康診断の数値は「健康教」という宗教の教義みたいなものですかね・・・
多くの方は、この教義に疑いを持つことはありません。
しかし、40年近く医療業界に身を置いていると、これらの教義は絶対でなく幾度となく変更されてきたのを知っています。
(それも、医療の進歩ではなく、大人の事情で・・・)
ですから、健康診断の数値で一喜一憂してストレスを溜めてる患者さんに対しては、
「数値はあくまで参考ですよ~。それよりも自分の体調がいいか悪いかを見てください。だいたい、主治医の先生だって問題ないって言ってるんですから・・・」
と、お声がけしています。
まあ、一回で「はい、わかりました~」とはならないので、何回もお声がけする感じですが・・・笑
ちなみに、数値を下げる漢方はありませんが体質を改善することにより、「結果的に」数値が下がる漢方はあります。
もちろん、食事や適度な運動など生活習慣の改善も必須です。
東洋医学が生まれた古代の中国には血液検査や尿検査などの検査方法はありませんでしたが、代わりに「患者さんの体調」を健康の指標としたのです。
先ずは、ご自分の体調を観察してみてください。
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