癒しの時間 代表の大森です。

 

 

新型コロナウイルスの感染が“爆発的に起こっている”等の表現もあり、

 

世間では自粛の要請に従い、

自宅での生活を窮屈に感じている現状があります。

 

 

私の住む大阪府でも当然この様な事が起こっており、

全国第2位感染者数だと報じられております。

 

 

4月7日『緊急事態宣言』が発令され、

その中心に大阪府も含まれております。

 

 

ここで報道に関して少し触れたいのですが、

 

 

 

日々、報道やネット情報でも目にする事が多い数字が

 

【累計】であるという事です。

 

 

〇月〇日に〇人感染増!

 

翌日には再び、

 

〇月〇日に〇人感染増!

これまでの累計で〇〇〇人になりました!

 

 

これを見ると例えば、

 

『え~、今日は10人感染か。』

 

翌日『うわ!今日も13人!?え!合計23人じゃん』

 

何日か経つと

『えーー!今日は14人!累計200人だって…』

『ヤバいじゃん…怖いなぁ』

 

こうなってきますよね。

 

 

感染が判明した累計が日々増えるのは当然です。

 

また同じ様な人数が感染者として増えていても爆発的な感染ではありません。

 

では爆発的な感染とはどうゆうレベルかと言いますと、

 

1日目10人

2日目20人(計30人)

3日目40人(計70人)

4日目100人(計170人)

 

この様に1日に感染する人数が倍以上に増え続けている状況だと言えます。

 

 

現在の累計では入院していても病状が治まり、

退院出来た人やほぼ治りかけの人数はほとんど報道していません。

 

 

大阪でも報道での数字だけで見ますと、

4月6日で428人が累計で感染となっております。

 

 

4月6日428人

このブログを書いている時点で最新の人数ではあるのですが、

この累計が多いのか少ないのかです。

 

 

大阪府民の人口は約8,820,577人(約880万人)です。

そのうち、感染者は428人です。

 

大阪府民全員が感染したとするなら100%として考えると、

現状は

0.004%ほどですね。

 

 

もちろんこれで終息というわけではありませんでの、

まだ未知の数字があるわけですが、

 

日本全体を見ると、

 

日本の人口は1億2595万人

そのうち、現在の感染者は3,906人です。

 

 

もちろん最悪の事態になってしまった例もあり、

1人の命でも重要視するべき問題ではあるのですが、

 

 

あまりにも恐怖感を煽っているのでは??とも思ってしまいます。

 

 

ちなみにインフルエンザと比較しましたら

 

2020年2月24日~3月1日の1週間の数字を見ますと

 

1週間で約144,000人がインフルエンザに罹っております。

1日で約25,000人だそうです。

 

しかし、この数字は休校で感染拡大を減らす事に影響が出て、

5週連続で減少!という前向きな表示だったのです。

 

 

インフルエンザは例年、日本国内で

約1000万人が罹っております。

 

最悪の事態になってしまった方の人数は多い年で1000人を超えております。

 

 

その際の報道や世間の騒ぎ方と

 

今回の新型コロナウイルスでは大きな差があり、

 

確かに特効薬が開発されていない新種のウイルスであるという点では未知の恐怖はあるものの、

 

大半は軽症であるということ。

 

また持病をお持ちの方は重症化しやすいとされていますが、

これもまたインフルエンザでも同じなのです。

 

インフルエンザで重症化しやすい人は以下の通りです。

 

  • 慢性呼吸器疾患
  • 慢性心疾患
  • 糖尿病などの代謝性疾患
  • 腎機能障害
  • ステロイド内服などによる免疫機能不全
この様なパターンは今回の新型コロナでも当てはまります。
 
 
 
緊急事態宣言で閑古鳥が鳴くお店、
それに関連する企業や個人の経済的被害。
 
またその関連の方々が負うストレス。
 
そしてそのご家族に伝染するストレス。
(注)ストレスは伝染します
※本来こういったものが専門です
 
 
これらが余計に人間の免疫を下げ
経済的にも精神的にも悪影響を与え、
最終的には健康面でも悪影響を及ぼすと私は個人的に思っております。
 
 
決して新型コロナウイルスは平気だと言っているわけではありません。
 
ですがキチンとした情報を取り入れ、
人間という生物の免疫を知り、
 
正しい感染予防や免疫による発症を抑える事が大切であると思います。
 
今回の新型コロナウイルスに学び、
今後は免疫力という最大の武器を
改めて注目して欲しいと願います。