ヨガを少しやっては、間があき、また始めては間が空いて...
自宅から車でビュ〜ンと走れば着いてしまう。そのヨガの教室を気に入っていたので、つかず離れず10年以上続けていたのですが、できれば個人レッスンがいいだろうなぁ、と。
そこで始めたのが、もっと近所にあるピラティス。
マンツーマンの個人レッスンなので、身体の動きの癖を丁寧に探ってくれて、正しく無理のない動きへを導いてもらっています。
身体が硬くて、脚が内転しがち...所謂内股の私。
ヨガのレッスンではまず胡座をかくことができなくて。
胡座をかいたまま、身体を屈伸して前に手だけで歩いて伸ばしてゆくポーズなどどうにも無理で。
ちょっと私にはレベルが高いクラスだったこともあったのでしょう。
教室の雰囲気も先生も大好きだったのですが、コロナ禍を機会に行かなくなり、もっと近所にあるピラティスを体験したらマンツーマンだけあって私の身体に特化した内容で、これが望んでいたスタイルだ!と通い始めたのでした。
筋肉の動き一つ、丁寧にみてくださる先生は理学療法士さんとのこと。
細かな質問にも答えてくださるので私には勉強にもなります。
CS60で自分の身体を緩めても、何十年もの間身についてしまった動き方の癖はなかなか直らないもの。
けれど、その癖をひとつひとつ見逃さず。
すると先日、沖縄の宮古島に行ったときのこと。
子どもの頃できていた平泳ぎが横泳ぎばかりしていたらでき無くなってしまっていたのに、実に50年ぶり?に平泳ぎができるようになっていたのです。
それまでは足はバタ足、手は平泳ぎのスタイルでシュノーケルをしていたのですが、カエル足で水を蹴り、両手で水をかいて全身したときの喜びと言ったら!
ぐいっと進むあの感触を再び味わえて震えるほど嬉しかったのです。
逆上がりも腹筋もできなかった運動音痴の私でしたが、どうも身体の使い方が違っていたようで、これを直すのも少しずつ。身体に無理なく。
股関節の硬さも、少しずつ、無理なく。
気がつけば少しずつ、太極拳の動きにも変化が、多分。(希望的観測)
年齢を重ねて良かった、と思うことの一つに、習得するまでの単位が大きくなったことですね。