真面目に歌いました
やればできる子ですが
滅多にやれません
恥をかくくらいなら
やらない方がいいと思ってました
だから何もせず生きてました
47くらいにそんな自分に
嫌気がさしました
今は自分の好きなことや
やってみたいことを
チャレンジをしてます
子供の頃から歌だけは褒められました
存在感の皆無な私は
目立つ兄を持った為
より透明人間となった
灯台のような兄と
その足元にいる妹
小学校の頃母が授業参観に行くと
学年間違えてますよ?(先生)
いえ娘がこの学年です(ママ)
え?!ペロ君の妹さんいたの?
どの子?(先生)
あの子です(ママ)
…ふーん
というくらい
存在感のない人間でしたが
音楽の先生だけは違ってて
ペロ君のお母さん!
ちかちゃんってお宅の子でしょ?!
あの子良いわぁ
あの子歌のセンスあるわよぉ!
あの子イケルわよ
と言われたそうで
とても喜んでた
ママは歌が上手くて
歌いすぎて喉を潰してたので
上手かったと言っても
私は聞いたことがない
優しい声だったが掠れていた
歌を褒められたところで
音大に行かせてもらうわけでもないので
音楽の成績がずっと5だっただけ
それだけ
第一目立ちたくないから
人前で歌うことはなかった
音楽の授業でのみ歌った
それがアラフィフになり
0からYouTubeを始めた
誰も聞いてくれなくて
落ち込む事数年
5年目でやっと900人
いつまで続けられるかわからないし
最近じゃ歌動画ではなく
自分の楽しい出来事も
投稿し始めた
そっちのが再生数が多かったりして
もはや謎
私は一体何をしてるんだ?
死んだママが居たら
ぶっ倒れるだろう
透明人間だった私が
こんなことしてるのだから
人生ってわかんないもんだ