と思っております

 

私はなんでも買える人に憧れますよ

正直羨ましいですよ

 

やれバーキンだVIP 待遇だ

って投稿に目が行きますよ

当然です

 

でも全く興味のない方もいらっしゃる

みてる方向がまるで違うから

 

 

私の母親は

そういうの憧れるタイプでした

なので無意識に私も

華やかな生活に憧れました

 

母は晩年

様々な友人と知り合い

ありがたいことに皆に好かれておりました

 

裕福な人もそうでない人もいました

正直どうしてそんなお金持ちと

知り合えたの?

って友人もいました

 

でもそんな方々も

お金があるからって皆が

ブランドを買うわけではないんですよね

いい食事をするわけでもないんです

〇〇食堂が好きなセレブも

手作りで洋服を作るセレブもいました

バーキンを10個以上

部屋に飾る人もいました

何十年も同じ服を着ている人もいました

 

母は

ブランドなんてほぼ持っていなくて

刺繍でアレンジした服や

若者のお店やリサイクルショップや

もちろん百貨店や

いろんなところで仕入れたアイテムで

おしゃれを楽しんでおりました

 

それが素敵💓と

一目置かれておりました


もちろん美意識が高かったのもあります

母の姉妹はみなオシャレですから

 

私からすれば

それほど飛び抜けて

オシャレさんとは思いませんでした

毎日見てるからニコニコ

 

何が違うのかなって今考えてみると

生き様かなって

 

やはり母も様々な修羅場を潜ってきていて

それにへこたれず

できる範囲のオシャレを楽しんでいた

修羅場の一つが

大病を患っていた事

太ったり激痩せしたり杖をついたり

健康な同世代より不利な肉体であったが

逆にそれがものすごく魅力的でもあった

ブランドのマークよりもインパクトがあったんです

 

以前

会員制のホテルを所有していた頃

車椅子の母を連れて行ったのですが

オーナーでもないのに

ものすごいオーラ出しまくり

VIP待遇されてました

 

オーナーの旦那さんは一度もそんな待遇

されませんでしたけどね 

 

つまり何が言いたいかって

 

オシャレってのは

高級なものを買わなくても

楽しめるってこと


ブランドなんて

興味のないお金持ちもたくさんいる


どうでもいいこと


結局人の魅力ってのは

ブランド買える財力でも

オシャレ度合いでもなく

どんな生き方をしてきたか

ってことかなって

思うんです

 

どの生き方が素晴らしいとか

そんなのどうでもよく

ただ

どんな状態になっても

前を向ける人ってのは

輝いてるってことだと思うんですね

 

輝かなきゃダメってこともない

輝くことで誰かの進む方向を

指してあげられるかもしれない

ただそれだけ

 

母は入院するたびにファンが増えた

底抜けに明るい人だったから


マザコンの私は

独り占めしたかったから

あんまり嬉しくなかったけど


超マザコンの娘を持った母は

私が寂しがらないように

沢山の思い出を残してくれた


どんなに残されても

寂しいのだが

それも幸せの一部だったりする




これは母が刺した刺繍


楽しい性格がよくわかる図案


「あなたの家にはこれが合う

ほらあんた変わってるから

😆」


誰の子だ?!