どうやらこの手のお話が
ある程度需要があるようなので
過去のお話ですが
させていただきますね
鉄筋三階建
最大5人が住んでいた旦那さんの実家
義両親がなくなり
訳あって手放さざる得ない状況でした
片付けが苦手な義両親
そりゃもう大変な量の荷物
さらに自営業も営んでいたため
とんでもない数の書類や部品
いつのかわからない贈答品
奥は奥へと押しやられ
気絶しそうな状態でございました
私たち家族自体も大変な時期で
家族4人で話し合いをしました
当時息子と娘は20代前半
大きなタンス４
ベッド４
学習机3
立派な本棚１
食卓２
大型テレビ2
冷蔵庫1
洗濯機
使わないバイク
使わないタイヤ
使わないボート
食器に書類に寝具に衣類
よくわからないガラクタ
使わなかったら捨てろや！！！
旦那さんが長男であるため
全て私たち家族が処分する事に
処分費を見積ってもらうと
軽く100万越えるとのこと
そんなに払えない
実家を売っても私たち家族には
1円も入らないんです
そういう事情です
お察しください
とりあえず売れるものと捨てるものに選別します
残念ながら売れるものなんてほぼありませんでした
それでも贈答品は新品ならば多少お金になります
覚えているのは
ウエッジウッドのティーセットが2800円でした
おそらくこれが一番高額だったと思います 笑
アクセセリーナなども
ほぼガラクタだったので
まとめて100円とか 笑
卓球台なんてのもあったのですが
持ち込みなら1000円ですが
残念ながら素人では運び出せない場所に設置してあったんです
てなわけでほとんどのものを処分することになり
それはつまり処分費がほぼ出ないと言うこと
身銭を切ることになるわけで
今後の生活のためそれは出来ない
もう必死でした
私たち家族は小柄です
非力です 笑
それでも明日を生きるために毎日毎日
埃だらけになりながら
3階建ての建物の中を
行ったり来たり
2トントラックにひたすら運びます
紙類に食器
衣類に寝具
処分場へ何十回も運びます
それでも重量で処分費用は発生します
でも不思議ですね
あんなに大変だったのに
あんなに他者から見たらどん底なのに
あんまり覚えていません笑
ひたすら楽しかった思い出になってます 笑
箪笥や学習机は苦戦しましたね
非力な我が家の男性が3階から下ろすのを
見ていて
こりゃ身がもたない
と判断した私は
上から落とせばいいんじゃね？
と考えました
幸い隣の空き地も実家のものでしたので
そこからは盛大に世の中の不条理への
怒りを込めて投下しました
学習机 箪笥 ベッド
人生であんな経験することは
もうないでしょうね
捨てれば当然落下後破壊されます
それを分別します
大きな箪笥も分解されれば
運びやすい
当時の学習机は金属でしたので
業者を呼んで持っていってもらう
金属は高い時に処分がお勧めです
その際にはわずかでも
ワイヤーハンガーとか
磁石とか
フライパンとか
金属系は一緒にお願いしました
１ヶ月毎日毎日４人で作業し続け
それでも無理だったものを
業者にお願いしました
卓球台やランニングマシーンなど
なんでこんなもん買ったんや！！！
本当に迷惑です
処分費用は大幅にカットされました
それでも持ち出しでしたけれども
数万に抑えられました
最後の大物
仏壇を我が家へ迎え入れ
（この移動費用が一番高い）
やっと引き渡し完了しました
長い長い戦いでした
本当にものを増やしてはいけません
処分する人の苦労は計り知れません
我が家は４人でできたので
幸いでしたが
お子様が一人だとか
兄弟仲が悪いとか
そんなだと最悪ですよ
その後
我が家も断捨離を数回しました
1年に一度は見直しをして
必要ないものは容赦無く処分する癖を
つけることを強くお勧めします
買わなきゃいいって思ったりしますけれど
それはそれで息苦しいです
買ったら捨てる
捨てたくないなら買わない
旦那さん実家終い
全て業者に任せていたら
150万はかかっていたと思います
ご存命中に親御さんに提案しても
思い出を捨てられるかあ！！！！
って怒られますから無理です
なので
預かっておくよ
とか言って捨てるとか
捨てやすいように纏めておくとか
とにかく見てみぬふりをしないことです
私もアラフィフでこの作業きつかったですけど
60代なら無理です
早め早めをお勧めします
最後までお読みいただきありがとうございました
