土の時代に生まれ育った親に育てられた

私たち世代は

なかなか物を手放せない

 

一家で壮大な断捨離をせねばならなくなり

何度も処分をしてきたのだが

お気に入りのバッグ達は

大切にしまっていた

 

が、使わないお気に入りバッグも

あったりする

先日、最近使わないお気に入りバッグを

どうにかして使えないものかと

1人ファッションショーをしていた

 

黒のニットにデニムパンツ

真っ赤なショルダー

うん 良い感じ

 

と思って

娘に尋ねる

 

ねぇ

これ 有りだよね?

 

・・・・ん〜

あのね・・強い

ママには強すぎる

その髪色に赤のバッグは強い

 

と言われて

鏡を見つめる

 

確かに私っぽくない

じゃあ と

違う服装に変えて

髪をアレンジしてみる

 

・・・違うなぁ

 

あれこれ悩み始める

 

え?何に悩んでるんだ?

バッグに合わせるため?

この悩みって必要?

この時間意味ある?

 

あ!手放しまーす!

 

と決意した

そう決断すると

もう一つ別のバッグが気になる

 

20年前に表参道で買った

高級バッグだ

高かったけど

一生物だと思って買ったっけ

 

が、ここ10年使っていない

なんとか使おうと

これも色々考えていた

でもデザイン的に私には合わなくなってる

が、思い出の品でもある

このバッグさえ持っていれば

安心できるような気がしてたもんだ

 

でも

悩むようなバッグを持っていることに

意味がないと気がついてしまった私は

それも手放すことにした

 

お気に入りのバッグ合計3個を手放し

心が晴れやかになった

戦利品のように眺めていたけれど

手放した方が心は穏やかになっていた

不思議なものだ

 

あの時は最高に素敵だったバッグも

持ち主が変化すれば

一緒に居られなくなってしまう

恋人や友人もそうですよね

執着しても先には進めないんですね

 

変化を恐れず進化して

執着を手放して

楽々泳いでいけたら良いですよね