豊中市柴原 蛍池 曽根 こころアドバイザーmomohimeです。

 

もし、こどもに「おばけさんがいる!」と言われたらどうしますか?

 

 

それも、自分の家だとまだマシですが、他人の家にいるときに「ほら、あそこ」なんて指を指されたら…

 

 

バツが悪いですよね(苦笑)

 

こんなとき、あまりの気まずさに「そんなこと言わないの!」なんて、怒ったりしていませんか?

それは、子どもにとってあまり良い対応ではありません。

 

では、どうすれば良いのでしょう。

 

 

まずは、子どもが何故そんなことを言い出したのかを少しだけ考えてみてみましょう。

 

 

ママがお友達とずっとおしゃべりしていて、自分に注意を向けたいからかもしれません。

 

 

もしくは、本当に見えているのかも?

 

 

子どもは想像の世界と現実の世界が一緒になっている時期もあるので、以前見たテレビや絵本にでてきたおばけを想像して言っているのかもしれません。

 

 

なにが正しいのかは、ここでは必要はないのです。

 

 

子どもが本当におばけを見たのか、見ていないのかが問題ではなく、子どもが「見た」ということを、頭から否定しないことが大切なのです。

 

 

「嘘言わないの!」なんてママに頭ごなしに叱られたら、子供のこころは萎縮してしまいます。

 

 

とても想像(造像)力が豊かで、将来はデザイナーになれたかもしれない、映画監督になれたかもしれない。

 

 

そんなこどもの才能を潰してしまう可能性だってあります。

 

 

私のこどもも、よく「おばけがいる、見てみて」と指さします。

 

 

田舎に帰省した際、親戚の家でこれをされた時は、どうしようかと迷いました(笑)

 

 

怒るわけにはいかないけど、こどもは何度も、何度も、「おばけいるよ」を繰り返す…。

 

 

そんな時、私の叔母が笑って言ってくれました。

 

 

「どんなおばけさんだった? こんにちは、って言ってくれた?」

 

 

すると、怖そうにしていた子どもは、とても嬉しそうな顔をして「言ってくれたよ」と答え、それからは「おばけさんがいる」を言わなくなりました。

 

 

私は心理を学んでいるので、「こどもの気持ちを受け入れよう」なんて考えて動いていますが、年配の方はやはり違う!

 

 

考えずに、素直にこどもの気持ちを受け入れ、返してくれるのです。

 

 

素晴らしい! とこころの中で拍手をしてしまいました。

 

 

今の時代は、なんでも勉強して、学んで、知識を得ることが多いですが昔は、おばあちゃんやひいおばあちゃんと一緒に住み、こどもも大人の姿を見ていろんなことを学んでいきます。

 

 

また、こどもは、経験豊かなおばあちゃんたちに、その存在を認められ、こころ豊かに育ててもらっていたのでしょう。

 

 

とっても素敵なことだな、と思いました。

私もまだまだ、子育ては手探りで失敗ばかりしています。

 

 

それでも、こどもも私も、毎日笑顔で過ごせるように。

 

 

毎晩、おやすみ、と笑顔で言えるように、と思っています。

 

 

それは私だけでなく、多くのママさんも同じ気持ちだと思います。

 

 

子どもの気持ちがわからないのは当たり前です。

 

 

だって、子どもは子ども、自分は自分、別の人間なんですもの。

 

 

別の人間だから、認め合って、尊重しあう。

 

 

そんな簡単で、当たり前のことが、ママと子どもだとつい忘れがちになってしまうのです。

 

 

子どもはママに認めてもらうのが大好きです。

 

 

でも、子どもはママとは違う人間で、違う人生を歩みます。

 

 

そのことを忘れずに、一緒に子育てを楽しみましょうね♪

 

 

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