家から2、3分の所に湧き水が出ているところがある。
「しみっさん」という愛称で親しまれてる。
この「しみっさん」
清水が湧き出ることからそう呼ばれているんだけど、
正式名称は知らないんだよね(笑)
ある偉~いお坊様がある時、お腹はすいているし、のどは渇いているしで
フラフラ状態で一杯の水を求めて彷徨っていた。
立ち寄った町の人に水を一杯恵んでくれるようにお願いしたが、
どの町の人も自分達の飲み水で精一杯なので、恵んでくれる人はいなかったそうだ。
仕方なく、水を求めて歩き歩いて、今、私のが住んでいる町にやってきた。
この町の人に水を一杯お願いした所、
この町の人は自分の飲み水さえ十分にないのに、
このお坊様を気の毒に思って水をたらふくあげたそうだ。
そのお礼に、お坊様は持っていた杖をこの場所に立て、
「ここを掘ってみなさい。」
と、一言言い残してまたどこかに行かれたそうだ。
そこで、町の人が掘ってみると、
出るわ出るわ、水が沸いてきたそうな。
これはありがたいことだと奉り、今現在に至っている。
という、いわれがある場所なんだ。
今では遠くから車やバイクに容器を乗せて
水を汲みに来る人も多い。
この辺りの子どももお年寄りも家に帰るまでの休憩所みたいな感じになってて、
帰りに水を飲み一息ついて、家に帰ってる人も多い。
私も子どもの時、学校からの帰り道、毎日のようにここでお水を飲んで帰っていた。
私の子ども達のころは、コップも置いてあったが、今は置いてない。
私が子どもの時のように手に水を溜めて飲んでいるんだろうね。
ここの水はとっても冷たくおいしいんだよ~
夏は特にありがたい。
もちろん、神がかりとあって、いつもきれいな水です。
今日はめだかの水をもらいにここにやってきた。
ちゃ~んと、神様に手を合わせて、
お水をもらうこと、写真を撮ることを伝えたんだ。
帰りには、もちろん、お礼を言って。
手を合わせてる時、明るい笑顔が浮かんだというか感じたというか・・・
喜んでくださったのかな~?!