こんにちは。
セラピストを育てるセラピスト岡田です。
さて今日は
愛着障害と
セミナー業界との関係について。
愛着障害の方は
心の穴埋めを求めて
セミナージプシー、
講師との間の
共依存関係になりやすく、
境界性パーソナリティ障害や
自己愛性パーソナリティ障害の方は
心の穴を承認欲求や救世主幻想で
埋めようとして
セミナー講師や
認定系セラピストになりやすい
と思います。
◇
愛着障害の方は
心の穴埋め、
寂しさや不満の穴埋めからの
講師との疑似恋愛や
講師の代理ママ化をしやすい傾向にあります。
心の安心感を求めて
MLMやセミナー受講生などの
コミュニティにハマりやすいのも特徴です。
※愛着障害についてはこちらが参考になります
境界性パーソナリティ障害や
自己愛性パーソナリティ障害、
それを超えたサイコパスレベルになると
良心の呵責や罪悪感が無く、
自分の価値観だけが正しいという主張が
全くぶれなくなったりもします。
だから
今までの常識を破壊するような
新しい概念を掲げることによって
人気が出たり、稼いだり、
コミュニティ化していくことも多いです。
※ただし、
人のことを思いやれないために
周りにいる人たちや
家族は離れる傾向にあります。
※参考書籍はこちらから
私もセミナー業界15年目なので
本当に色々な話をききます。
なんかもうびっくりしますけど、
「きみと僕とはツインソウルだから」
「あなたと僕が交わると波動が高まると
チャネリングメッセージがきた」
など、
想像を遥かに超えた口説き文句を曰う
男性講師もいるとか、、、
でも！
だからと言って
その人たちを責めても仕方ないの！
そういう言葉に
「はあっ
あなたと私がツインソウルだなんて
なんてロマンティックなの♡」と
ころりといっちゃう
自分のことを振り返って！
いやマジで！！！
ツインレイ？
ツインソウル？
ウルトラソウル？
いやもうなんでもいいですけど、
その言葉を使うことで
ただのモラハラやDVを
正当化していませんか？
暴力、暴言を振るうパートナーに対して
「私たちはウルトラツインソウルだから
こうやってお互いを高めているの。」と
本当は辛いのに痛いのに
ごまかしていませんか？？？
罵倒や暴言は
魂の成長のために
必要なのですか？
100歩譲って
魂は成長すると仮定したって
心と身体は疲弊します。
人間として
生きてるんですよ？
まずは
心と身体ありきです。
特に強めな愛着障害の方は
その心の穴を埋めるために
スピリチュアル概念に逃避したり、
壮大な夢物語を語る
自己啓発orスピorMLMor陰謀論講師に
ころりと騙されたりするのです。。。
例えば。
「素晴らしいお話に感動しました！
私もその素晴らしいミッションに対して
全財産投資させていただきます！」
うわー
ありそーーなセリフ！
いやいやいや、
詐欺師だって感動話しますよ！
なんで感動話をするのか？
人は心が感情的になっていると
正常な判断ができなくなるからです。
※参考漫画
だから
うちのお話会では
感動演出はしません。
感情を揺さぶろうともしません。
ただ淡々とお伝えし、
ただ淡々と質問し、
あなたの内側からの【気付き】が
自然と起きるように
ナビゲートしてるのです。
覚えておいてください。
感情は
なんの指針にもなりません。
ただの身体感覚です。
好きなことでも不安になるし
嫌なことでも不安になる。
それだけ！
他人の感動話を
どれだけ聞いたって
他人は他人です。
あなたとは関係ない。
同じ行動をしようとしないこと。
まして
高額なブランドモノを買ったり
スイートルームを予約したり
育児放棄してパーティーに参加して
(本当は罪悪感で)震えるならば、
それはただ怖さが出ているだけ。
まともな感覚があるうちに
勇気を出して立ち止まり
自分を振り返りましょうね。
感情的になっている時に
決断してはいけません。
心震えた時に
決断してはいけません。
感動話、BGM、ハグ、ダンスなど
高揚感を高めてる時に発表される
『次のステップ高額セミナー』に
申込みしてはいけません。
決断は静かな時に。
あなたの心が平穏にある時に。
感情に揺さぶられないようにするためにこそ、
日々の自分の感情を、想いを
一つ一つ大切にしていくのです。
