「子どもがお手本だから、

子どもに戻ろう!」と言われますが、

ちょっと言葉足らずなんですよね。


子どものように

無邪気でありつつも


大人としての

実行力や決断力

周りの人を慮る力も

待ち合わせていく。


それが

精神的に成熟した

大人の在り方ということです。




確かに、

本来子どもの頃に育まれるべき

精神性の発達がなされていない場合には

一度子ども化するのも必要です。




・食う、寝る、出す

・感情を出していい

・自分の本音に従う

・スキンシップ



などを繰り返して

子どもの頃に育めなかった感覚を

もう一度自分の中に作っていくこと。


この時期は

愛着障害の大人であっても

回復していく時には必要です。


その繰り返しの中でポイントになるのは

『感情を味わうこと』



自分の喜怒哀楽を受け入れることで

自己受容力が高まっていき、

少しずつ他者受容もできる

大人になっていきます。



※このプロセスについては

【半径5メートルの幸せ】

電子書籍に詳しく書きました

↓↓↓




その時に必要なのは

【無条件の愛】

【感情の全受容】

【触れ合いによる愛着形成】


そのかけ算による

【心の安全基地】の形成です。



※参考になる書籍






愛着障害の方の場合は

子どもの頃に満たされなかった感覚を

大人になってから

やり直して取り戻していくんです。




そしてその後に


・人との関係性を育む

・対等な人間関係を学ぶ

・自分のためと同じくらい人のために頑張れる

へと




【自然に】

精神的に成長していきます。





赤ちゃんのまま生きるのではなく、

自我を健全に育てて

人間として大切なことを

大切にできるように成長する。



それが、

人間というアバターを選んで生まれてきた、

私たちが生きている意味です。







暴言を吐く

わがまま放題

浪費爆買いやり放題 

気分のままに育児放棄



そんなおっきな子どもは

目立ちますが、

抑圧された思いが解放されただけでは

誰にも相手にされない

わがまま大人の出来上がりです。











これが好き!とか、

やりたい!遊びたい!

そういう純粋な子どものような動機を

大切にすること。




喜怒哀楽を表現しまくって、

体感しまくって、

その上で後には全く残さない

カラッとした感覚を持つこと。



溜め込んで腐敗したような

感情をぶちまけるのを

『本音を伝える』と勘違いせず、

ストレートな、純粋なままの

あなたの想いをただ伝えること。



その3つを意識してみてくださいね。










この、

愛着形成の話や

人間としての精神的な成熟の話を

わかっていないままに

無価値観や承認欲求から

自分のビジネス起業で稼ぐことを目指すと、

数ヶ月以内に自分だけではなくて

家庭や人間関係も壊れていきがちです。




本当に本当に、

気をつけて。