今日はオンラインセミナーより
西洋的自己啓発メソッドの弱点についての部分を抜粋します。
感情論ではなくて理論です。
そこを踏まえた上でご覧頂けたらと思います。
↓
NLPとか神経言語プログラミングっていう
メソッドがあります。
考え方を変えよう良い面を見ようとか、
思考を変えましょうというのが
強いんですけど、
そのメソッドの弱点は
西洋から来ているので主体が脳なんです。
西洋の人達と日本人って
そもそも遺伝子レベルで
不安遺伝子の量が違うんです。
日本人って不安遺伝子を持った人が多いので、
西洋人はさほど不安にならないことでも
元々不安になりやすい。
スピリチュアル業界で言われているような、
日本人は感受性が元々高いとか、
意識が高い・・意識高い系っつうんですか?
違うと思いますけど、
意識高い系、とかあるじゃないですか。
だから元々出だしが違うんです。
生物として、遺伝子の量とか、
不安をどれぐらい感じるか、
どれくらい感受性があるかとかが違うんです。
で、じゃあ日本人はどうだったかというと、
元々、肚の文化があって、お腹ですね。
なので、感情を表す言葉って、
頭にはないんですよ、肚なんですよ。
「腹が立つ」とか「腹わた煮えくり返る」
「片腹痛い」とかね、お腹系ですね。
「あの人、腹が座った人だ」とか。
「頭にきた」っていうじゃないですか。
すっごい表面的ですよね。
頭にくるときって、
「言い方が頭にきた」とか、
すごく表面的なこと・・・
奥底からの怒りって
「腹わた煮えくり返る怒り」
っていう感じです。
最近だと、
おなか、腸・・・腸と脳の相関関係についても
めちゃくちゃいい本がいっぱい出ていて、
まあ例えばこの辺ですかね。
![]() | 脳はバカ、腸はかしこい Amazon |
藤田紘一郎さんの
「脳はバカ、腸はかしこい」とか。
この辺を読むと、
おなかの中で造られた菌とか、
ホルモンの前駆物質とかによって
それが脳に伝わって
幸せを感じることができやすくなるとかが
かなり詳細に書かれています。
![]() | 皮膚という「脳」 心をあやつる神秘の機能 Amazon |
こっちもけっこう良い本ですね、
「皮膚という脳」っていう、
山口創さんという方が
書かれている本なんですけど、
これは僕が常日頃言ってる
スキンシップの重要性について
めちゃくちゃ書いてあります。
おなかを触る・・・
おなかを大事にするのも大事だし、
皮膚ふれあいによってオキシトシンという
ホルモンが分泌されるとかね。
赤ちゃんを撫でるのがすごく大事で、
撫でている人もリラックスできるよー
みたいなのが、
わかりやすく書かれていると思います。
ただ、宇宙法則本みたいに
わかりやすくないです。
ホルモンの名前とかいっぱいあるんで・・・。
おすすめなのはこういう本の
Amazonレビューを見てみて、
なんとなく雰囲気掴んで、
いっぱいスキンシップとればいいんだー
ぐらいで終わってくれるのが
いいんじゃないかなーと思ってます、はい。
自己啓発の弱点はそこです。
脳が強すぎて、思考が強すぎて、
日本人に合ってない、
そもそも繊細な日本人に
合ってないっていう弱点。
あと、
今、自分がいる場所を
ポジティブに見始めると
本当に行きたい場所に
行けなくなる。
富士山に登りたかったのに、
高尾山に実は間違って登ってたと。
でも、
「山登りっていう目的は達成したから」
「高尾山でも別にいいか、と受け入れよう」
とかやってたら
絶対に富士山に着かないんですよ。
間違っちゃんたんだから
富士山に行かなきゃならなくて。
会社選びでも
パートナー選びでも
そうなんだけど、
違う山登ってたら
一回降りてやり直さないと
本当に登りたかったところには
着けない。
っていう、
ものすごい
当たり前なところなんです。