レイキとの出会い

 

またまたご無沙汰してしまい、二度目の再開となってしまいました(^^)ゞ

 

前回ヒーリングの世界に触れた事に言及しましたが、その最初がレイキ(霊気)という日本発祥の手当療法でした。

最初にその存在を知ったのは、今からもうかなり前の2007年の3月くらい、長い地方勤務を経てようやく地元に戻って来て4年ほど経った時のこと。
会社自体の統合整理が決まった関係で、再びこれまでとは別の地方にある本社工場への転属の話が出始めた頃でした。

組織的にも大きくしっかりしている本社工場の研究部門ということで、勤務条件や給与面などでも良くなるのは魅力的ではあったのですが、プライベートで大病からの病み上がり直後の一人親を残すかどうか、そして飼い始めて2年も経たない愛犬の世話などの懸念が悩みとなりました。
さらに長年勤めて来たこの仕事も正直熱意が感じられなくなって来ていたのもあって、この先どうするかを朧気ながら考え始めていました。

その答えを求める気持ちもあってか、自己啓発やビジネス系のセミナーや講演会に足を運ぶようになり、興味を持って参加した心理セラピストの養成講座の講師がレイキを習得している事をメルマガで知り、その内容に強い興味を覚えたのです。
 

 

 レイキとは?


「いったいレイキって何ぞや?」

実は若い頃から精神世界に強い関心があったこともあり、まずはネットで情報を拾い集めるようになりました。

「日本で編み出されたんだって?!」
「本来の名称は“霊気”って言うのか。。」
「なんか響きが怪しい?(笑)」

しかし調べてみると響きの怪しさとは逆で現代では代替療法として取り上げられるほどの民間療法だと知りました。
そして、おおよそ以下のようなことが分かりました。

・気功にも似た目に視えない波動の高いエネルギーを扱うことによって、第三者だけでなく自分自身の心身をも癒すことが出来るということ。

・習得は、マスターや師範、テーチャー等と呼ばれる人間がそのエネルギーを学び手に伝授すること(アチューメント)、さらにその使用法を学ぶことで、即日使えるようになれること。

・一度使えるようになるとその能力は終身続くが、伝授直後に使えるエネルギー量はまだ少なく、質も低い。エネルギー量は使えば使うほど強くなり、エネルギーの質は本人の浄化、精神向上に比例して向上していく。

・ヒーリングする人間は自分のエネルギーを使わないので、受け手のエネルギーの影響を受けにくい事。

驚いたのはそのようなエネルギー伝授と言うものは、ヨーガでの聖者レベルのグル(師匠)や、キリスト教では洗礼など、霊的にも進化した能力を持った者だけが行えるような、宗教的な意味合いの強いものであって、普通の人が伝達出来るようなものではないと言う認識があったからです。

またヒーリングを行える人とは限られたごく一握りの人であって、ヨーガや仏教等の修行の末に覚醒した人、または生まれつき特殊な能力を持った者、あるいは聖人が使う特別な能力だと思っていたことです。

にわかに普通の一般人がいきなりそんなエネルギーを扱えるようになれる事自体が正直信じられなかったのは確かでしたが、実際に習得した人達のヒーリング体験などに触れてみると様々な効果を体験されていることが分かり、何だかとても大きな可能性を秘めている気がしたのです。

すぐにでも習得してみたい気もしましたが、落ち着いて学ぶ時間も無かったことから実際に習得したのはそれから3年以上を経過した後になりました。
 

 レイキを習得して体感したこと

 

最初のレベル1,2の受講後の正直な感想としては、あまり感じなかったと言ったらいいのか、アチューメントを受けた時に触れられた手がとても熱いと感じたことくらいでした。
あとは、事前に説明を受けていた好転反応が実際に自分にも現れ、微熱とお腹を下した状態が2日間ほど続きました。

しかしそれから約20日後に受けたレベル3の受講直後からは身体の変化を感じるようになりました。
実は末端冷え症とでも言ったらいいのか足先がいつも冷え症気味でしたが、それ以降足裏が常時ポカポカし始めて来たのにはビックリしました。

ヒーリングの実習に関しても、レベル1,2の時は実際に出来ているか半信半疑でしたが、レベル3習得以降は練習を兼ねた遠隔でのヒーリング経験にその効果を実感するような事が起こり始めました。

・20分ほどの遠隔ヒーリングで知人の子供さんのインフルエンザの39℃の熱が一気に37.5℃くらいまで下がってしまった。

・一回数十分の全身ヒーリングをしたら、後に悩んでいた過食嘔吐も止まったと報告された。

・側弯症から酷い肩こりや腰痛を持つ母をヒーリングしながら指圧すると、これまでと違い、ものの数分で痛みが解消してしまった。

・レイキ仲間のサイト立ち上げ打ち合わせで使ったネットカフェにて二人とも気分が悪くなってきたので、レイキによるエネルギー浄化を試したら一瞬で軽くなってお互いに気分も回復してしまった。

面白いのは、本人にはその自覚が無いのですが、被当事者側の反応を聞いてこちらが驚く事が続く事でした。
そしてこれは自分だけが特別という訳ではなく、当時のレイキの教室に集まっていた人達にも普通に起こっていたことです。

「いやぁ、これは何だかレイキって凄いのかも」

その後しばらくして、マスターの資格も取得し、もっと活用して育てて行こうと思いました。

しかしこの後まもなくして、こうしたプラスを感じるようなものとは全く異質な、恐怖を覚えるような不可解な状況に遭遇することになったのです。

つづく