人生の旅をゆくという、よしもとばばなさんのエッセイを読んだ。

読み進めるごとに、どんどん彼女の言葉が細胞の中に染み入り、

瞳から、はらはらと涙が零れ落ちる。

その度に、あぁ今読んでよかったんだと心から思う。

最近は物事を良し悪しで判断せず、ただ眺める。

そして自分の中に向かい合うということが、とても楽しくなって来た。

たくさんの情報のお陰で、便利になって、助かる事も一杯あるけど、

その中から、自分が心地よいと思えることを暮らしに取り入れたい。

時には、色々迷い道を彷徨い歩く事もあるけど

それがいつの間にか、自分の血肉となって自分の根っこが太くなっている。

そういうことも伝えてくれているような気がした。

若い頃から活躍なさっている作家さんだけど、

とても素敵に歳を重ねていらっしゃるなあと

彼女の感受性のおすそ分けをありがたくいただいた。

出会えてよかった1冊に巡り合えた、ついてるなぁ。