甲斐みのりさんの2016年発行の
「地元パン手帖」をアップデートさせた
のが「日本全国地元パン」です。
1年前の刊行なので情報も新しいし
載っているパンやお店の量も格段に
増えていてパン好きならば写真を
眺めているだけで楽しい本です。
地元で長く愛されているパンはたいてい
昭和に流行ったパンなので懐かしいんです。
日本全国で似たようなパンがあったんですね。
わたしはカステラパンとウエハースサンドに
郷愁を感じるのですが今ではコガネパン
でしか見かけなくなりました。
コガネパンが残ってくれているだけスゴイ
ことなのですけどね。
昔のパンはやたらグラニュー糖をまぶして
いたからジャリジャリとした食感でしたねえ。
小さな頃はメロンパンの上だけ、挟まれた
クリームだけ、チョコチップやレーズンだけ
掘り出して食べるという横着もしていました。
パスコのサンドロール小倉&ネオマーガリン
とダブルメロンが載っていたのだけど
敷島パンって全国区じゃなかったの?と
驚きました。
スーパーにいっぱいあるからヤマザキパンと
同じレベルだと思っていました。
岐阜はコガネパンとサカエパンが小さく
載ってましたし、よく通った京都の志津屋と
進々堂、神戸のトミーズとスズヤベーカリー
も載っていたから、地元の人が通う老舗の
お店や愛されているパンがちゃんと載って
いますよ。
図鑑のように家の本棚に置いておき、
眠る前に眺めていたい本なんです。
いつも
ありがとうございます
みなさまも愛読する日々でありますように