信濃富士、安曇富士とも呼ばれる有明山の麓

にある有明山神社(里宮)に寄りました。

有明山は北アルプスの標高2268mの山で

安曇野は壁のように山々が連なっているので

どの山だかさっぱりわからないのですが

山岳信仰の山で山頂に奥宮があります。

 

手水舎の小さな屋根なのにシャチホコと

跳ねる狛犬と仙人みたいな翁が乗っかって

いたり彫刻も立派でなかなか豪奢なのです。

裕明門は明治期に日光東照宮の陽明門を

模して建てられたとかで左右の前面には

神像、内側には白馬と黒馬像が安置されて

いている豪華さでともに市有形文化財でした。

境内のたたずまいも山麓のお寺っぽくて

仁科神明宮とは全然雰囲気が違います。

 

参道にある開運招福の石は真ん中の四角を

くぐりぬけて祈願する石でさっそくくぐろう

としたら中が濡れていて躊躇していたら

ガイド(守護霊)に止められました。

こういうものはいつも喜んで願掛けしてました

が、あまり人の念のこもったものには体質的に

触れないほうがいいと。

 

よく考えたら自分に個人的な強い願望もなくて

おもかる石は触れなくなっていたのですけどね。

変わったパターンだとやりたくなるんです。

 

拝殿もやはりお寺のお堂っぽくて、神仏習合期

の山岳信仰の雰囲気が色濃く残っていますね。

背後もイイ感じに紅葉しています。

 

社務所は閉まっていたのですがなんとなく

社務所の建物の後ろにまわってみたら妙見里の滝

があって有明山からの清水が流れていました。

ここでしばらくお山の水を感じて清めてもらい

境内をあとにしました。

 

いつも

ありがとうございます

みなさまも清める日々でありますように