岐阜県関市洞戸にあります高賀神社での

天分水舞の奉納に参加させていただきました。

舞のお仲間だったSさんが天麻那舞を卒業され

ご自分の舞を創られて各地で奉納をされていて

今回高賀神社でということでわたしにも声を

掛けてくださいました。

長年高賀の神水を汲みに訪れていて舞のレッスン

の時に高賀のお水を持参して皆さんのお茶を

いれていたことを覚えていてくださったのです。

天分水舞のうちの「たらちね」という一曲を

教えてもらって一緒に舞わせていただきました。

膝が悪くても座って舞うだけから楽だし全然

難しくなくて誰でも気軽に見よう見まねでも

舞えるのですぐに覚えられました。

 

この舞を自分の感じたように舞ってもらって

いいと言っていただけたので自分の内側から

湧き上がるものを観じつつ楽しんで自主練習も

出来ました。

 

Sさんの舞も初めて見させてもらったのですが

音楽のボーカルの声にのせてSさんの醸し出す

優しくやわらかい包み込むような空気が拝殿に

拡がっていて大自然の星空の下にいるような

不思議な感覚になりました。

 

当たり前だけど舞も創作される方や舞い手に

よってまったく違ったものになるのですね。

 

Sさんの舞は山里の神社の雰囲気によく

馴染んでいて大きな神社よりも自然の中にあり

昔から地域の人々が大切に護ってきたような

神社によく合います。

 

終わった後見に来てくださった方がわたしたちが

舞っているときに拝殿の裏山から猫がスタスタ

降りてきたのだとか。

帰るころチラッと見かけたけれど逃げられました。

 

ずいぶん長いこと高賀神社には通っていますが

舞を辞めたのにまた舞える日が来るなんて

お声かけくださったSさんにホントに感謝です。

 

いつも

ありがとうございます

みなさまもご縁が繋がる日々でありますように