石坐神社から東海道をてくてく20分弱歩くと

小高い丘の上に平野神社があります。

坂下の石燈籠には「精大明神」石柱には

「蹴鞠之神」がありましたので御祭神は

白峯神宮の地主社の神様と同じですね。

 

境内の平らな部分は月ぎめ駐車場のようで

また少し高いところに社殿があります。

こちらは平野大明神が大鷦鷯皇子(仁徳天皇)

精大明神を猿田彦命として祀られております。

 

横並びの端にちょっと立派な社殿の稲荷さん、

間に小さな天満宮とか愛宕さんとかがあり

常世神社というめずらしい末社もありました。

赤い塀にぐるりと囲まれているせいか他の神社

とはちょっと雰囲気が違って都っぽいですね。

 

平野神社から10分弱歩いて滋賀県庁の前に

あるのは天孫神社です。

こじんまりとしていますが創建は奈良時代で

主祭神が彦火火出見尊、国常立尊、大己貴尊、

帯中津日子尊(仲哀天皇)と四柱なので

古くは四宮神社と呼ばれていたようです。

 

吐水龍が全身なんですよ、かわいくないですか!

信楽たぬきもいるし!

桜の木の枝が低くて境内が見渡せないけれど

桜や紅葉の季節が見事でしょうね。

 

例祭には曳山巡行もあるようで市民の方に

親しまれている神社なのですね。

参拝していたら拝殿は本殿を中心とした覆屋の

ような造りで本殿の周囲を一周できるように

回廊になっていていいですね。

 

本殿真裏の下方には干支の動物の飾りのついた

瓦が並べられていました。

 

コンパクト過ぎてのんびりたたずめる場所は

ないのですが通りすがりの方がさっとお参り

されてゆく神社でした。

 

いつも

ありがとうございます

みなさまも手を合わせる日々でありますように