昨年末に買った「大開運!金の龍神ぬり絵」の本の

すべてのページを10日でぬり終えてしまいました。

 

ぬり絵に慣れたことと、金色や黄色ばかりで塗ったので

彩色に悩まなくなって早かったんですよね。

 

物足りなさがあったので再び書店で悩んで買ってきたのが、

「仏像なぞり塗り絵/田中ひろみ」です。

著者田中ひろみさんの仏像めぐりの旅をテレビで観たことが

あって、仏像愛が強くて明るく元気な方なんですよね。

 

似たような写仏の本を何冊も出版されているのですが、

ウチの菩提寺である岐阜市の醍醐寺の大日如来が

載っていた本に決めました。

 

正直、田舎の地味めのお寺なのに取り上げてもらえていて

うれしくなりました。

 

実際の仏像を著者がイラスト化して、それをなぞってから

塗ってくださいねという本ですが、紙がつるつるしていて

あまり彩色に向かないのでなぞるだけにしました。

 

でもねえ、千手観音の手とか光背の紋様とかめっちゃ

細かくて拡大鏡かけてもよく見えないのです。

先の細いサインペンでなぞっているといつのまにか

息を止めていて肩が凝ります。

 

「なぞって塗って癒される」のキャッチコピーから

外れた使用法をしているかもしれません。

 

でも仏像の種類や持物の名前、手の印が自然と覚えられるし

実際の仏像の解説もあって楽しんでなぞれます。

 

大人のぬりえの本は花や風景や動物などたくさんの

種類があるのですが、やはり続けるには

とことん自分の好きな絵を選ぶことも大事です。

 

最初のうちは色やペンの種類に迷いながら試行錯誤して

いましたが、仏像も黄色のサインペンと背景はあと一色に

しようと決めたら、迷わずすぐに始められてどんどん

はかどるようになりました。

 

24色の色鉛筆とか持ってると全部をまんべんなく

使いたくなるのですよね。

 

ある程度、作業をルーティン化してしまうとさっと

ぬり絵に没入できて無心になれる時間が増えます。

 

写仏はお寺で瞑想しているようなものだと思うと

コロナ禍の時代にぴったりな癒しツールですね。

 

いつも

ありがとうございます

みなさまも瞑想する日々でありますように