疫病退散に御利益がありそうなのは、牛頭天王、

スサノオ神を祀る八坂神社なのですが、東海地方は、

同じ祭神を祀っている津島神社系が多いですね。

 

自分の産土神社は、尾張の津島神社から勧請された

スサノオ神社なので、疫病退散を祈っていたのですが、

調べていたらスサノオ神・牛頭天王は、疫病を鎮めて

くれる神ではなくて疫病を流行らせる神(行疫神)

だったんですね。

 

行疫神を慰め和ませることで疫病を防ごうと八坂神社では

祇園祭、津島神社では天王祭が行われるようになった

のですね。疫病を接待してる祭だとは知りませんでした。

 

なので、スサノオ神を祀る他の神社も参拝してみようと

可児市の木曽川沿いにある青木神社に寄ってみました。

周囲は樹木に囲まれ江戸時代の建立らしく境内の隅には

古そうな石があちこちに置いてあったのが印象的でした。

境内の稲荷さんの社殿の床下にはたぶん蜂の巣が

あると思うので気を付けてくださいね。

 

そのまま木曽川の川岸を下流に1キロ半離れたところには

今渡神社があり、住吉神社、八幡神社、神明神社の三社を

合祀し地域の名称を冠した神社で、ここがですね、

なんとも明るくていい気の境内なんです。

社殿も新しくされたようで、川の近くなので石垣の上に

社殿があるのでしょうか。

ふたつの末社の背後にあるご神木みたいな樹の枝が

直角に曲がって伸びていてユーモラスです。

四本の木がしめ縄で囲われ中心に御幣が立ててあるのは

祓所でしょうか。

隅には大きな石に御嶽神社と金毘羅神社と彫ってあり

末社の小さな祠よりもずっとパワーが感じられる石ですね。

樹木があまり多くなくて風と光がよく通る気持ちのいい

神社でした。

可児市では有名な子守神社にも寄って幸せのなで犬を

眺めてきました。母犬のほほえみは安心感があって

行疫神も慰められ一緒に和んでくれるといいですね。

 

いつも

ありがとうございます

みなさまも慰め和む日々でありますように