娘が誕生日の当日に、伊奈波神社へ行くというので
一緒にお詣りに行きまして、そのあと娘と別れ、
用事があったので愛知県一宮市へ向かう途中、
木曽川町にある籠守勝手神社に寄ってみました。
調べものをしていたら、子守神社の系統は水分神系と
熊野本宮大社系があり、可児市の子守神社と同じ
水分神系に木曽川町の籠守勝手神社も記されていて、
以前訪れたことがあったのを思い出したんです。
境内に庭園風の池もあってわりと大きな神社で、
元は黒田神社という地名を冠した神社で歴史も古く
古墳時代末期、政権争いから都を逃れた皇子がこの地で
駕籠を停め宿泊したいう言い伝えから、御駕籠祭(おこもりまつり)という豊作を祈るお祭りがあるそうです。
もともとは子守りという意味合いではなく籠るなんですね。昔は、神社に勝手に籠って願をかけると成就すると
いわれていたそうです。
こちらの御祭神は瀬織津比咩命と淀比咩命なのです。
瀬織津ひめは大祓詞に出てくる祓戸大神四柱
のうちの一柱で川の瀬に坐す神として有名ですが、
淀比咩命、よどひめといえば、福岡の桜井神社の御祭神、
與(与)止姫や佐賀肥前一宮の與止日女神社の與止日女命(淀姫)と同じ水神ですね。神功皇后の妹とされています。
知らなかったですわ。神宮皇后に関連する神様とは。
與止日女神社では、川の神様として祀られており
瀬織津姫と同じハタラキなので、この籠守勝手神社も
一緒に祀られているのでしょうか。
でもなぜかこの神社の拝殿で、娘が健勝で育って
くれたことの御礼を申し上げておりました。
伊奈波神社ではいつもどおり参拝しただけで
娘のための祈りをなぜか思いつかなかったんですよね。
わたしにとって籠守勝手神社は、子どもを守って
くださる神々の御座しますありがたい神社でした。
いつも
ありがとうございます
みなさまもおわします日々でありますように