古代の伊都の国の中心地であろう地域を

めぐってみました。

 

高祖(たかす)神社は高祖山の山麓にあり、神楽が

伝わっているそうで、地域の方々がお掃除されている

ところをそっとおじゃまして参拝してきました。

とても清々しい境内で、城壁みたいな段差があるのが

不思議でした。

県道から高祖神社のある山麓に入る道の入り口に

怡土城址という石碑があって気になったので

寄ってみましたら、古代山城の土塁ですね。

なぜか土盛りの上に立っているとうれしくて

うれしくてテンションの上がる場所でした。

 

すぐ後に伊都国歴史博物館へ行ったら、

怡土城の企画展を観ることができました。

博物館の周辺はだだっぴろい田園地帯なので、

糸島富士(可也山)がかっこよく望めます。

周辺には古墳が数多く点在しており

三雲南小路遺跡はその大きさと副葬品から

伊都国の王墓と考えられています。

今はただの空き地にしかみえないんですけどね。

近くにある細石神社は磐長姫と木花開耶姫が祀られ

このあたりも伊都国の中心地だったと思われる場所です。

福岡は樹木のエネルギーが強烈で、どこの神社へ

行っても木の写真ばかり撮っていました。

伊都国の古墳をいくつも巡ろうと計画していたのですが、

怡土城址を観たらものすごく満足してしまって

平原遺跡の駐車場に着いたらもう充分かなと感じて

見学もせず予定を変えて海に向かってしまいました。

 

事前に調べて細かく計画して現地に行ってみても

興味を惹くものが変わっていて予定通りにゆかない

ときもありますね。

自分の脳が興味を持つことと、自分のからだとこころが

本当に望んでいることは違うこともあるんだなと

気づいた次第です。

 

いつも

ありがとうございます

みなさまも気づく日々でありますように