前期破水から奇跡の赤ちゃん  ~その2~ | 一夫二妻『西山裕子』 〜『女』の欲望は発展繁栄のもと!〜

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お金もパートナーシップも家族も心も身体も全方位豊かに幸せになっていく人生を。

前回の続き……



エコーで 赤ちゃんの心臓が

動いてたときは本当に嬉しかった✨


すっごくすっごく
ホッとしました。


それからいろんな内診をされ

検査薬の結果やっぱり羊水に間違いないと


妊娠初期に破水することを
『前期破水』というそうで


いまわたしはとても危険な状態らしい

その説明を先生がしてくれたと同時に


ちょうどそのころやっと

西山とたいちが病院に到着


西山もふまえて

今後の説明がされました。




選択は2つだけ


1つは破水しているので
このままだと感染の恐れがあるので

いますぐ赤ちゃんをおろすという選択。


2つ目は処置をするのがいま無理なら

このまま入院して経過をみましょうと。




赤ちゃんの心臓が動いてるのに

生きてるのに処置なんてできない


だからといって

入院……


たいちはどうしよう。


まだおっぱいもあるのに
離ればなれなんてできない


あ~いまどっちも決められない。


とりあえずその日は入院して考える時間をもらい

西山とたいちは病院に泊まれないので近くのホテルへ





結局どうしたかというと


赤ちゃんはおろせない

家族がいる家に帰りたいと


先生に伝えました。


『その状態で帰すわけにはいかないし許可できない』と


まぁ~
本当にごもっともです❗



ただわたしも引き下がるきはなかったので

話し合いが続き最終的には


家の近くの医療センターが受け入れをしてくれるらしく

いったんそっちに搬送して家に帰るか入院するかを再検討してくださいと


条件は救急車で医療センターまで運ぶこと

先生が一人付き添っていくこと


はじめて救急車で高速
すごくすごく揺れました。


この揺れお腹の子大丈夫?


何度も

何度も先生に確認しました。


二時間ぐらい揺られ


これ普通に自家用車で

運ばれたほうがよかったんじゃないかと


まさか救急車が

こんなに揺れるとはガタガタするものとは


おもいませんでした。



搬送された病院で再び

検査がおわると先生から


『このままだとお母さんあなたも感染して死にますよ』

『まだ小さい子どもさんいるのに残して死ねるの?』

『早くおろさないと。。。』

先生の厳しい言葉たちが

飛び変わりました。


それは

搬送される前の病院と同じ言葉。





続く