いま各地で花菖蒲の最盛期、入園料をとって拝観させている
場所は数多くある。花菖蒲の外にもアジサイ園やハーブ園、
バラ園などがある。
園の多くは自治体と民営に分かれるが入園者を呼び込むため
園の整備と維持に多額の投資をしている。
資金の出どころは自治体は税金、民営は入園料と自己資金または
銀行の借入金などである。いずれも金がなければ園の維持は
できないのでPRも去ることながら各種イベントも行うなど
客寄せには苦労をしているという。
しかも少子高齢社会でどの地域も人口減、少ない客の奪い合い。
今、首都圏や著名観光地では外国からの大勢のインバウンドで
オーバーツーリズムの弊害がでている。
ならば少しでも地方への海外からの観光客を呼び込む方策を
あれこれやってはいるが今すぐどうこうする対応はできかねる
というのが実情のようだ。
さて、写真は前にも載せた骨寺村の田んぼ脇の花菖蒲
まだけなげに咲いていた。濃紺紫の花びらは緑の背景に生き生きと
見えた。