メルセデスベンツW124/500Eに続いての入庫はS124/300TEです。
フロントにスピーカーシステム【Series 3】、サブウーファーはパイオニア製【TS-WX610A】、この2点をDENON製ヘッドユニット【DCT-R1】の内蔵アンプで鳴らすというシンプルな構成です。
見るたびに本当によく作り込まれたスピーカーシステムだと思います。写真を失念しましたが、DSPによるコントロールをしない場合は専用のネットワーク回路を接続します。
これら2枚の写真の違い、わかるでしょうか。
【TS-WX610A】に付属するケーブルの黄色や青が目立ってカッコ悪いと思い、ひと工夫してみました。普段はカバーされて見えない部分ではあるのですが。
ETCの配線です。これが原因で動作不良を起こすこともあったそうで、オーナー様たっての希望で処理します。
スッキリしましたね。動作不良のストレスからも解放されることでしょう。
どこにも繋がっていないケーブルは除去します。
こちらにも。
今回、除去した配線です。
おっと、これは良くないですね。
ヤマグチさん直伝の分岐配線で処理します。
せっかくなので、ETCのギボシ端子も新しくします。
さて、本題に戻ります。(実際、この"寄り道"に相当の時間を掛けています)
近頃は【Bass PLUS+】や、メルセデスならリアスピーカー、ロードスターなら【3Dシステム】をDSPでコントロールする仕様の話題が多くなってきています。それらが存在しない、このシンプルな構成で音を聴いてみると改めてスピーカーシステム本体のポテンシャルの高さを実感します。前述の各アイテムも、元々の音の良さがあるからこそ本領を発揮できるのだと思います。
ご自身でスピーカーカバーに生地を張られていた300TEのオーナー様ですが、先日の500Eに施工したサランネットの仕上がりを見るなり、すぐにご依頼いただきました。とても見栄えが良いと満足していただけたようです。
完成したS124に続いて、NDロードスターが入庫しました。
【今日の一枚】