顧客からの預かり金の一部約7000万円を着服したとして、警視庁中野署は10日、業務上横領の疑いで、東京都中野区上鷺宮、不動産会社社長、永久富一被告(59)=私文書偽造・同行使罪で起訴=を再逮捕した。同署によると、永久容疑者は容疑を認めている。

 同署の調べによると、永久容疑者は弁護士事務所の出納係として勤務していた19年7月下旬~20年4月上旬、埼玉県戸田市の無職女性(60)から債務整理や相続税手続き代として預かっていた約2億数千万円のうち、計約6800万円を勝手に引き出し、横領した疑いが持たれている。

 永久容疑者は事務所の通帳や印鑑を1人で管理しており、横領した金は経営する不動産会社の借金返済に充てていたという。

 永久容疑者は20年12月に死亡した弁護士になりすまして文書を偽造したとして、今年1月に逮捕、起訴されていた。

【関連記事】
相続財産管理人の弁護士、5千万円着服か 愛知、処分検討
秋田・横手市元職員を逮捕 税980万円横領容疑
知的障害者施設の寄付金横領 元理事長の詐取金返還が確定
母の預金着服した疑い 成年後見人の長女逮捕
「生活費に困り…」98万円横領の係長免職 福岡・水巻
20年後、日本はありますか?

駅ホーム転落の男性、俳優・池田努さんらが救出(読売新聞)
通勤混雑回避わずか16%=昨年の新型インフル確認時-「企業が指示を」交通政策研(時事通信)
海岸1キロでも「普段通り」=チリ地震津波、避難は約1割(時事通信)
<ラーメン橋>近くに店ないのに看板 福岡・香春の国道(毎日新聞)
公明、子ども手当法案に賛成へ=与党が修正受け入れ、高校無償化も(時事通信)