本を三冊借りた、「塩図鑑」と「太平のカメ日記」と「睡眠の起源」だ。

最近いくら寝ても眠い。暑いせいだろうか、プールの後みたいな眠さが私を襲うのだ。

私は亀を飼っており、名前は五郎、体長20㎝、9歳のメスだ。

オスだと思ったんだ、最初は。でも成長していくにつれて雌にしか現れない特徴が出だし、ああ、女の子だったのか…となった。

ゴロ美に改名しようかと父に冗談で言ったら、本気と思われたのか苦い顔で反対された。

父は五郎を気に入っており、朝に乾燥エビをポロポロと水槽に落として、それを食べる亀の様子をじっと横にたたずんで見ている。面白い。

もう言ってる間に夕方4時になりそうだ。今日は珍しくぜんぜんスマホを見なかった。ずっと何していたのかというと、五郎の散歩をしていた。一時間ほど、家の廊下をひたすら自由に歩かせた。その間に水槽をきれいにしてあげた。

五郎と私の絆は浅く、亀の世話なんて餌やりと水槽の掃除とたまの散歩くらいしかないから、お互いに正直よそよそしい。仲良くなる機会がない。

だが、五郎がのんびりと陸地の上で日向ぼっこをしている様子など見るときは、幸せを分けてもらっているような気持ちになる。

亀はサルモネラ菌を持っているらしく、触った後は手を洗わないといけない。

私は菌のせいか知らないがたまに原因不明の下痢に襲われることが年に数回あり、もしかしてこのせいじゃないかと思っている。真相はわからない。

今日「睡眠の起源」を借りたのは、私が睡眠をとるのが好きだからだ。寝る話を聞きたいのだ。

プリンを食べたい。家で作った手作りプリンが。あれは「す」が入らないようにするのが難しい。素人の手作りだから大して美味くはないのだが、時折食べたくなる。

家の周りをグーグルマップで調べてみたら、会社が多くてびっくりした。整骨やエステ、民宿など自営業とか。ほんで、京都市に住んでいるのだが、京都の下の方を除いて他はみんな山なんだと驚いた。そりゃ、山に入っちゃいけないわけだ。遭難する。

そして、マップを縮小して、他の国まで見えるようにすると、そこにはデカい陸地がずんずんといくつかあるだけで、あとは全部海。意外にも地球とは「これ」でしかないのだと思った。

こうして縮小してしまうと、当たり前だけど小さく見える。世界は広いんだろうが、小さいのだ。この宇宙の中にいると思うと、ゴマよりなにより小さい…。そこに住まう私たちはさらに小さい…。本当に悩むことが馬鹿らしく感じた。