「ちょっと待て!今、ノワール達のいる方向に向かって、4機のMS反応を確認した!」

「何!?どこからだ!」

「4機のうち、半分はこの家、もう半分は···県外から急速に北上中!?」

「県外からって、まさか!」





ーバァン!「うわぁ!」

「オラァ!」
「ぐはっ!」


「ほう、雑魚の割には中々しぶとかったが、流石にもうお手上げか、」


「まずは貴様からだ、苦しまないよう一瞬で仕留めてやるから感謝しな!」

「くっ···あぁ···」


「やっ、やめろ···」

「そぉりゃっ!」


「終わりだぁぁぁぁぁぁ!!」


「!?」







ーズバァン!





「ん···んん?」

「なっ···」

~♪BGM



「何だと!?」

「スターゲイザーは、絶対に···」


「やらせないっ!!」
ーバァン!


「大丈夫かい?スターゲイザー」

「う、うん···って、その口調まさか!」

「ああ、ボクは帰ってきたさ···」


「創られた暗闇のセカイからね!」

「ノワール!ホントに戻ってきたんだね!!」


「バカな···完全に記憶が戻るなんて聞いてないぞ!」

「ボクもなぜ戻ってこれたかは分からない、ただ今までお前らに仮初めの幸福と未来を与えられたのは覚えてる、だから言わせてもらう···」


「ボクの未来は僕自身で切り開く!お前らのような悪意を持つ者からなんて必要ない!」


ーガンガンガンガンガンガン!


「ハアアアアアアッ!!」ーガガガガガガガン!

「そう···そうだよ!この息もつかせない連続攻撃、あれこそノワールだよ!」


「よーし、僕もいくぞ!」


「ヴォアチュール・リュミエール、起動!」


ーピシュン!


「くっ···足をどけろ!」


ーバコォッ!
「ぐふぉっ!?」


「何だ···速すぎて全く見切れなかった···」

「ハッ!」
「うおっ!」


「セイッ!」ーズバッ!
「ぐっ···」


「ボク達のスピードと!」

「攻撃力が合わされば!」


「「どんなヤツにだって!」」

「「負けないっ!!」」


「ギャアァァァァァァァァァ!!」

「今だ!ノワール!」

「ああ!」


「スゥゥゥゥゥ···」
「今までの仕打ち、この一撃で倍にして返してやる!」


「必殺!」


ーザザァン!





   Defeat of crossroad
「敗北への岐路!!」





ードガァァァァン!!





「後は頼んだぞ!」

「えぇおい!?」

「逃げる気かテメェ!」


「やった···やったよノワール!僕達二人であのアルケーを追い払ったんだ!!」

「ああ、これは誇るべき大金星だな」


ータァン!


~see you next story~