「おはようございます」

「おはよ」

ーおはよう、じゃあ支度をして朝食を食べようか


・朝食終了後···

「いよいよ今日で最終日ですね」

ーうん、今日は東京駅でお土産を買ってから青森へ帰るよ、

「ついに帰るんだね」

ーじゃあ、出発しようか、二人共忘れ物は無い?

「はい!」
「大丈夫だよ」

ーじゃあ出発しよう、



ーと思ったけど、ちょっとドームを見てから東京駅に向かおうか、

「静かですね···」

「まるで昨日までの熱狂が夢のようだ···」

ーいや、そうでもないよ


ー"思い出"はまだここに残ってるからね、


「またいつか、ここでみんなとLIVEしたいですね」

「そうだね、」

ーそろそろ、向かおうか



・東京駅にて

「ここが仮面ライダーストアか」 

「せっかく来たんですし、何か買いましょうか」

・そして···

「さようならー!東京ー!」

「またいつか来ますからねー!」



「そういえば、卯月はどうだった?今回のライブ」

「どうだったって、最高でしたけど···」


「そうじゃなくて、アイドルとして今回のライブはどうだったかって、やっぱりあのステージに立ちたかった?」

「···」


「私、今回のライブはとっても素晴らしいと思いました、でも···やっぱり私もステージに立ちたかったです···」


「最初、メンバーが発表されるときは、自分も選ばれると思ってたけど、結局ダメでした···せっかくの合同ライブなのに、またいろんな事務所のアイドルと最高のパフォーマンスができると思ってたのに、悔しかったです···」

「そっか、卯月は前の合同ライブには出演してたから尚更ね···」


「でも、今回のライブを見てて分かったんです、皆はまだやりたいことを全部やれてない、パフォーマンスもまだまだ完成度を上げられるって、だから···」


「いつか、また皆が集まった時に、私も一緒に、最高のパフォーマンスをして、やりたいことを全部やれるよう頑張ろうって決めました!」


「よーし、帰ったら早速気合い入れてレッスンしないといけませんね、島村卯月、がんばります!」

(強いな···卯月は)


(なら俺も、俺なりにもっともっと頑張らないと···!)


~今回の外出、終了!~