「終わったのか···これで···」
「やったね、ジュピターヴ」
「俺だけじゃない、皆のおかげだ、ありがとう」
「あっ!ゲートが!」
「これで帰れるんですね!」
「行くぞ!」
「大丈夫かな?」
「MS反応がこっちに近づいてるのがこっちでも確認できてる、もうそろそろだろ」
「見えてきた」
「現実世界だぁ〜!」
「なんとか帰ってこれたね」
「皆、よく帰ってきてくれた、だけどこんな大事になるなんて思わなかったよ、このゲートもまだまだ調整が必要だな···」
「いいよいいよ、全員無事に戻ってこれただけでも良かったし」
「でもアストレアさんごめんなさい、本当は皆さんの晴れ舞台だったのに僕達が出しゃばって···」
「気にすんなって、正直お前らの助けが無けりゃ俺達も終わってた」
「皆さんには感謝してますよ」
「それで、見ていてどうだった?エースの皆さん」
「正直コア坊のほうが目立っていたが、お前らもあの化け物相手によく頑張った、成長したな、お前ら」
「同感だ、俺達が劇場に行く前よりも遥かに動きが良くなってる」
「全体の一体感も上がっていたな」
「「「ありがとうございます!!」」」
「それとF91、伝わったよ、君の心の叫び」
「えっ?」
「あの絶望的な状況で一人リーオーに立ち向かった勇気、それとお前の本心の言葉、心にビシバシ伝わったぜ!」
「い、いや、俺もあの時無我夢中で···」
「今までの非礼な態度、申し訳なかった、今後は君達のフォースに対する見方も改めないとな」
「あ、ありがとうございます···」
「よかったねF91、君の思いは無駄じゃなかったみたいだね」
「はい、あの時の俺の行動が皆の心を動かしたなら、俺も頑張った甲斐があったな」
「でもこれからは他のフォースの模擬戦に飛び込みで参加しないように、わかった?」
「はい、皆、ごめんなさい」
「よろしい、」
(よかった、これでこの一見も一通り片付きましたね···)
(あれ?何か意識が···)
ーバタッ···
「どうしたの、コアガンダム!?」
「急に倒れたぞ!?」
「何だ何だ!?」
「大丈夫!?しっかりして!ねぇ!」
「うっ···」
「目を覚ました!」
「大丈夫か?」
「ここは···僕確か倒れたはずだけど···あれ?」
「何か僕の体凄い変わってる!」
「それはお前の新しい姿、"コアガンダムⅡ"だ、お前はあのリーオーとの戦いで見違える程成長した、しかしその成長にお前の体がついていけなくなってしまってそれで気絶したんだ」
「そこで、お前の今後の成長のためにも体を改造して進化させたんだ」
「そうだったのか」
「おおっ、何か体が軽いし、何か前よりも景色が高く見える!」
「改造するにあたって身長アップと軽量化を実現した、これまでお前が使ってたアーマーも全部使えるし、生まれ変わったお前用の新しいアーマーも開発中だ」
「ありがとよマンロディ」
「よーし、この新しい姿で俺は今までよりももっともっと進化してやるぜ!!」
〜see you next story···〜