先ず、行政の事情を書かせてください。

冷静に考えると、役所は、役所の役割を果たしています。

・支援物資が届かない→役所に人がいない。ガソリンがない。

 仕方ない。避難所支援者が取りに行こうとすると、ダメ!

 致命的だったのは、信じていい人間が、把握されていない。

 ことでした。


 急遽、

  支所で指名し、物資受取

  ボランティア募集=身分証明

 して対応した次第。

 これ。火事場泥棒防止です。


・独居老人支援

 遅ればせながら今、行政で対応中。

 この2週間は、公民館と民生委員で対応していましたが、

 民生委員の方の中に、疎開してしまった方もおり、

 途中で支援が止まっていました。


 ここまで、行政が見ることは出来なかったようです。

 今は、行政が承認したボランティア団体に、独居老人の所在を開示。


 行政は、

 知れば考え、遅ればせながら、手を打ってきます。

 現場に出ることが出来ない現状。

 大切なことは、現場で起きていることを、彼らに知らせることです。



天邪鬼は、先週木曜から、そのボランティアの一つ、

民間支援部隊で、支援活動を続けています。


いわき青年会議所のメンバー,OBが中心になり、

各地町おこしのメンバーが参加しております。

知るだけで、湯本,勿来,小名浜,四倉を中心に活動中です。


ポイントは、“行政が動けない領域”。

初期には、支援物資を行政から引っ張り、避難所に供給。

次に、独自ルートによる、支援物資の入手と配布。

次には、炊き出し。

今は、小さな老人ホームと独居老人の支援。



今週から、復興作業が本格化し、各位、本業を始めています。

天邪鬼も、会社が再開していますが、

今週は、水道が復旧しきれない/支援が手薄になる

期間ですので、支援休暇を頂きました。

参加が遅れた分、穴埋めでがんばってみます。