‘I still Call Australia’という曲は、オーストラリアに滞在していると頻繁に耳にすることがある。というのも、オーストラリアを代表する航空会社、カンタス航空のテーマソングとして、1999年から2009年までテレビCMで流れていたからだ。
そもそもこの曲は1980年にPeter Allenというシンガーソングライターが製作した曲。Peter Allenはオーストラリア、ニューサウスウェールズ州のTenterfieldという歴史的な街出身で、Liza Minnelliの元夫としても有名。この曲がオーストラリアで大ヒットして以来、オリビア・ニュートン・ジョンや、カイリー・ミノーグ有名なミュージシャンがこの曲をカバーし公式行事で歌っている。
[I still Call Australia Home 日本語訳]
※訳Mai Hashizume
I’ve been to cities that never close down
賑わう街を旅してきた
From New York to Rio and old London town,
ニューヨークから、リオ、そして古都ロンドンまで
But no matter how far or how wide I roam,
でも、どれだけ遠くて、驚くほど広いかなんて問題ない
I still call Australia home.
オーストラリアは私のHome
I’m always trav’lin’,
いつも旅をしてきた
And I love being free,
自由を愛する私
And so I keep leaving the sun and the sea,
だから、いつもあの太陽や海から離れて旅をした
But my heart lies waiting — over the foam.
でも、いくら遠く離れても、わたしの心はいつも彼の地へ
I still call Australia home.
オーストラリアはいつだって私のHome
All the sons and daughters spinning ’round the world,
仲間達は世界中に飛び立ってしまった
Away from their families and friends,
家族や友人と離ればなれになってしまった
But as the world gets older and colder and colder
でも、年月は経ち、そこは見知らぬ土地へと変わっていく,
It’s good to know where your journey ends.
旅路の果てはどこにあるのか知るべきだ
But someday we’ll all be together once more, When all of the ships come back to the shore,
全ての船達が海岸へたどり着いたとき,いつかもう一度私たちは再会するだろう
I realize something I’ve always known,
私はとっくの昔から気づいていた
I still call Australia home.
オーストラリアは私のHomeだってことに
But no matter how far or how wide I roam,
でも、どれだけ遠くて、驚くほど広いかなんて問題ない
I still call Australia, I still call Australia,
オーストラリアはいつだって私のHomeなのだから

![]() ◆◆NHKテレビおとなの基礎英語 / 2016年4月号 |