#154 シャングリラ ピノ・ノワール 2017 | ワインの部屋 知識があればワインはもっと美味しい❤️

ワインの部屋 知識があればワインはもっと美味しい❤️

出会ったワインを勉強も兼ねてちょっと深掘り。
毎日、ワイン開けるわけではないので、ないときはソムリエ/エキスパート試験対策や日本ワイン検定の話も織り込んでいきたいと思います。

ニュージーランド
ピノ・ノワール
alc13.5%

紫がかった、やや濃いルビーレッド。粘性はやや高い。
イチゴやチェリー、カシスなど赤い果実を潰したような香り、あるいはキャンディのようでもある。シナモンや甘草のスパイス、血液などミネラルの要素も感じる。

アタックは、酸味はあるが赤系果実の甘み、滑らかなタンニンが調和して穏やかで優しく感じる。果実味は伸びやかで、スパイスも心地よく、酸味と共に余韻をつくる。

夏の夜にも爽やかに穏やかに飲める良品でした。果実味もしっかりありながら、生き生きした酸が効いている。なんせ、シャングリ・ラ(理想郷)ですから。ラベルもナイスですよね。

ワイン初心者の方なんかからは、"ピノ・ノワールは酸っぱくない?酸味が強いのはあまり好きじゃない。ボルドーみたいなどっしりしてタンニンがあるのがいい。"と言われることがありますが、多分、ボルドーを最初に飲んで、美味しいと感じて、それが、その人のワインの基準になっているんだと思います。
このワインなんか、たしかに酸味はあるんですが、果実味も強く、タンニンもありはするので、酸味は、酸味自体に注目して強弱をテイスティングしないと、そんなに強くは感じないのです。
ようはバランスで、その点では、このようなニューワールドのピノ・ノワールの選択もあるわけです。
固定観念を捨てて、品種や産地の特徴を知れば、また、違った好みが出てくるんじゃないでしょうか?