ピノ・ノワール
alc13.5%
紫がかった、やや濃いルビーレッド。粘性はやや高い。
イチゴやチェリー、カシスなど赤い果実を潰したような香り、あるいはキャンディのようでもある。シナモンや甘草のスパイス、血液などミネラルの要素も感じる。
アタックは、酸味はあるが赤系果実の甘み、滑らかなタンニンが調和して穏やかで優しく感じる。果実味は伸びやかで、スパイスも心地よく、酸味と共に余韻をつくる。
夏の夜にも爽やかに穏やかに飲める良品でした。果実味もしっかりありながら、生き生きした酸が効いている。なんせ、シャングリ・ラ(理想郷)ですから。ラベルもナイスですよね。
ワイン初心者の方なんかからは、"ピノ・ノワールは酸っぱくない?酸味が強いのはあまり好きじゃない。ボルドーみたいなどっしりしてタンニンがあるのがいい。"と言われることがありますが、多分、ボルドーを最初に飲んで、美味しいと感じて、それが、その人のワインの基準になっているんだと思います。
このワインなんか、たしかに酸味はあるんですが、果実味も強く、タンニンもありはするので、酸味は、酸味自体に注目して強弱をテイスティングしないと、そんなに強くは感じないのです。
ようはバランスで、その点では、このようなニューワールドのピノ・ノワールの選択もあるわけです。
固定観念を捨てて、品種や産地の特徴を知れば、また、違った好みが出てくるんじゃないでしょうか?
