ガリオッポ
alc13%
照りのある紫がかった濃いルビー。エッジの部分でかろうじて字が読める程度。 粘性はやや高い。
香りはカシス、ブラックチェリー、ブラックベリーなどの豊かな果実味、干しぶどうの様でもある。スミレ。甘草、シナモン、丁子、コショウなどのスパイス。全体的には果実とともにスパイシーさが強い。
アタックはやや強く、酸は爽やかでタンニンはシルキーだがやや頰粘膜が収斂する。香り同様豊かな果実味がある。酸と相まって、赤系果実の味わいもある。余韻は5〜6秒。
初めてチロ・ロッソを飲んだ時はピノ・ノワールのようでもあったが、これは、かなり凝縮した果実味とスパイシーさがピノ・ノワールとは違う。少なくともブルゴーニュとは違う。
チロは南イタリア、カラブリア州のワインでグレーコ・ビアンコによる白とガリオッポによる赤がある。ガリオッポはギリシャ起源の、世界でも最も古い品種の一つと言われている。(ソムリエ2018/160号より)
酸自体は、それを意識しないと強く感じないが果実味とタンニンと高いレベルでバランスを保っている。すごく幸せ感のあるワインだ。
これで2000円しないのがイタリア恐るべしというところで、やはり北から南までエノトリア・テレス(ワインの大地)と言われる所以なのだ。
最近、日本ワインばかりだったので、ちょっと離れてみた次第です。
