カリフォルニア ナカムラセラーズ 中村倫久氏を迎えて | ワインの部屋 知識があればワインはもっと美味しい❤️

ワインの部屋 知識があればワインはもっと美味しい❤️

出会ったワインを勉強も兼ねてちょっと深掘り。
毎日、ワイン開けるわけではないので、ないときはソムリエ/エキスパート試験対策や日本ワイン検定の話も織り込んでいきたいと思います。

カリフォルニアワインに魅せられて、自らカリフォルニアでのワイン生産を始めたナカムラセラーズの中村倫久氏を迎えてのディナーワイン会が催され、参加してきました。

 

{934A561E-3D2E-497C-9F08-68897A716B6F}

中村倫久氏
 

 

 

コースディナーと5種類の(というかすべてのワイン)を味わいました。

 

1 2015 ノリア ソーヴィニヨン・ブラン ベヴィル・ファミリー・ヴィンヤード ロシアン・リヴァー・ヴァレー

 

{FF944FBE-42AB-4560-B552-171DE7092BEC}
ソーヴィニヨン・ブラン95%
ゲヴュルツトラミネール5%

alc14.1%

輝きのある緑がかったイエロー。粘性は高い。青リンゴ、洋ナシ、パッションフルーツ、黄桃。かすかにライチ。

アタックは強い。酸はしっかりしているが、全体にバランスよく、酸っぱい感じはない。最後の苦味が効いている。

ゲヴュルツトラミネールが5%入ってるだけで、こんなに違う。ソーヴィニヨンとはわからない。30%古樽発酵とすることで酸をまろやかにしている。

中村氏によれば、日本酒の大吟醸を意識して造ったとのこと。

香りが華やかでキレがある一方まろやかで余韻の長い感じでした。

 

2. 2015ノリア シャルドネ サンジャコモ・ヴィンヤード ソノマ・コースト

輝きのある緑がかった黄金色。粘性は高い。黄色い花、リンゴ、洋ナシ、アプリコット、上品なヴァニラ香、アタックは強く、甘い凝縮したフルーツの味わい。酸はしっかりしており、キレが良い。同じジュースを3つの違う酵母を使って発酵したものをブレンド。3つのうちの1つは天然酵母で発酵。これで複雑性を醸す。

 

新樽を使ったコテコテのカリフォルニアワインでなく、香りも本当に品よくまとまっており、冷涼産地からくる酸のキレ、飲みやすく心地よくまとまっていました。

{CBAA9A70-643D-4819-AF6E-E88C417993F9}
 

3. 2016 ノリア ロゼ(ピノ・ノワール) ソノマ・コースト

ロゼはロウキャップ

{0978763D-FB07-4426-97AE-4F1FA8B4A1C6}
ロウキャップに苦戦する中村氏

 

ピノを発酵する際、第1日目にセニエで抜いたジュースを樽で発酵。

黄色味のあるオレンジ色。イチゴ、ラズベリー。イチゴや木苺などフレッシュな赤系果実の香り。ヴァニラ。酸はしっかりしている。軽いタンニンがバランスをもたらす。300本のみ!

そもそも、ロゼ好きな中村氏のお母様のために造ったもので生産量が少ないということでした。

生産3年目。今年は中川ワインで120本入荷。イントネーションがロゼ→、じゃなくロゼ⤴︎!

{6D125B7F-AFA8-4D38-A103-3427D43F15A0}
 

4. 2015 ノリア ピノ・ノワール サンジャコモ・ヴィンヤード ソノマ・コースト

alc14.2%

輝きのある濃いルビー。粘性は高い。ラズベリー、チェリー。シナモン、バラ。

アタックは強い。酸はそれほど強くなく、タンニンもシルキーで心地よい。赤系果実の味わいも突出せず全体にしっかりしたイメージ。

 

 

5 .2015 ノリア ピノ・ノワール ボヘミアン・ヴィンヤード フリーストーン ロシアン・ヴァレー

輝きのあるルビー。粘性は高い。イチゴ、木苺など軽やかな赤系果実の香り。バラ、スミレ。軽いヴァニラ香、シナモン、白コショウ。

酸は強い。タンニンはシルキーだがやや収斂する感じも。

複雑性を持たせるため、全房発酵。

こちらはしっかりした酸とイチゴなどの赤系果実の味わいのフレッシュ感のあるワインでした。

{9B9D530B-70D0-438B-A134-562CA9A79DC9}

同じヴィンテージでこれだけ色合いが違う

 

EX. 2013 ノリア ピノ・ノワール サンジャコモ・ヴィンヤード ソノマ・コースト ダブルマグナム

瓶内を窒素ガスで満たし、750mlボトルから4本分移し替える。ラインに乗せられないので手作業。面倒なので本数少ない。

 

最後にサプライズででました。

 

アルコール度数も高いし、結構、酔っちゃいました。

 

ソムリエ/ワインエキスパート試験のテイスティングにでるようなニューワールド(カリフォルニア)という感じでなく、果実味の高さと冷涼産地からくる引きしまった酸を、バランスをとりよく造っているという感じです。アメリカでも消費者の動向などから、造り方は変わってきており、このようなワインが好まれるため各ワイナリーでも今までのようないわゆるカリフォルニアワインからの脱却が図られているようで美味しさの基準が変わり、点数つける人泣かせのようです。

 

折角なので料理も・・

{621CD10F-2CF2-4B52-904E-A6FEA2CB8B21}
 

 

 

 

{F4EA09D2-D8AF-4550-AA2F-4477AD00A021}
 
{14B2CE75-915D-4F39-AE3B-5E5C1929EA64}
 
 
 
{351BCD13-E747-4DAE-80E0-73C8367E66BA}