本日金曜3限は「地方創生の現場」
各回で地方で活躍する人々の公演を聴くスタイルの講義ですが、やっと専門科目に邪魔されなくなったので履修できました。
今日学んだことのフィードバックですが
ぜひ公務員の皆さんに一読してほしい。
出る杭は打たれる、のか?
公務員は新しいことなどせずとも給料がもらえます。千葉大からは毎年40人の国家公務員80人の地方公務員が平均的に出ているそうですが、十数年後のOBをみるとみんなつまらなさそうにしていて、輝いていないそうです。なぜかと聞けば…
「活躍の場がないんです」と。
本日の講演者の女性は出る杭でした。
1)神崎町の駅にイルミネーションを作り
2)公務員の人たちに料理体験をさせ
3)祭を一から企画した
ここまでくる途中で何度も怒鳴られ何度も呆れられ何度も阻まれてきたそうです。しかし、それでもやり遂げた。そして今や全職員に慕われる人となっています。
公務員が現場に出て、
体験をする大切はどこにあるのか?
答えは自分たちの強みと弱みが知れるから。
あなたのまちの名産物は何ですか?
観光スポットはどこですか?
最低限地元に住んでいればそれくらい
なんとなく分かりますが問題は違い
講演者の方は職員に地元の食べ物を
キムチや郷土料理まで作る過程から
体験させました。なぜか。
違いが分かるからです。
「○○産の野菜」
他の地域の人にとっちゃそれが何を
意味するのか分かりません。
「数を売っているから名産物」とは
愚直すぎます。
自分たちで、自分の舌で味わって、
自分たちの手で調理して
「あ、これって○○なんだ」
それを知って初めて発信できる段階に進みます。
だからみんなにまずは自分を知ってもらう
それを始める、やることに反対されようとも
打たれぬ杭はもはや
杭としての役割を失していますよ。
そして知れば知るほど
地元への愛着が持ててくるんです。
するとなかなか離れられなくなり、
そこの人口は減らず、愛着ある人たちが
そのまちを盛り上げていき、魅力が発信され、
そのまちに人が集まり、お金がおち、
結果自分たちの生活が豊かになる
自分たちの地元に愛着を持つことは
長期的にみればソフトでもハードでも
生活を豊かにする解決策なんです。
そしてそれを実現する手段を、
なければ作ろうとするところに
あなたの居場所ができます。
活躍できる場所がないなら作ればいい。
面白いことがないなら作ればいい。
一から始めるのは簡単です。あるんだから。
難しいでしょう。大変でしょう。
でも、その分その苦労が強みに、居場所になる。
始めましょう、一から?いいえ、



