往年の名機を修理完了したらあらたにカウンタポイントD/Aコンバータの修理依頼が来ました。
時々音が途切れるようです。
この手の不具合はなかなか原因の発見が難しい。不具合はデジタル信号の認識不良。
基板の裏側を含めて確認します。
デジタルICがソケット接続なので不安要素があります。
入力からICを外してソケット接続を改善して行きます。なかなかこの手のコンバータの修理は難しいです。
CMOSのロジックICのインバータ回路の接触不良を確認しました。同じICが隣にあり、とりあえず交換。
不具合が解消しました。この機種は1994年頃の製品でかなり古くハンダ不具合も疑いました。スイッチ、ハンダ確認、IC接続確認で見つけました。

何と当時の価格は58万円とか。


現在エージング確認中。修理時間2時間なら早い方ですね。