従姉妹の旦那さまが亡くなりました。

意思の疎通の出来ない寝たきりの状態で10数年、子供がいないので自宅で1人で介護を続けた従姉妹には本当に頭が下がります。

旦那さまが20歳近く年上の歳の差婚だったので、介護もできたのかもしれませんが、それでも並大抵のことではなかったと思います。


通夜の始まる少し前の時間に、ケアマネさん、訪問看護ステーションの看護師さん3名、デイサービスのヘルパーさん3名が来てくださいました。

みなさん一様に「制服のままでごめんなさい」とおっしゃって、長い間故人に話しかけて下っていました。

従姉妹に優しい言葉をかけてくださり、最後には遺影に手を振って帰って行かれました。


1日のお仕事が終わって、その後の時間、看護師さんはまだ夜の勤務もあるのかもしれません。

そんな時間に、みなさん本当に優しい笑顔で、あたたかい言葉をたくさんかけて下さいました。


従姉妹もそんな人たちに支えられて頑張ってこられたのだと思います。

在宅医療が推奨されるこの頃、多くの在宅医療や介護に関わる方々には、感謝してもしきれません。


我が家でも、闘病中の家族がいて、いつの日か在宅医療のお世話になるのではないかと思っています。


そんな時に、素晴らしい方々にお目にかかれて、ものすごく嬉しく、この人たちがいてくれたら大丈夫と勇気をもらえた出来事でした。