今度行く日本の研究室には培養細胞のストックがないそうなので、ボスに頼んで細胞ストックを一本ずつ、計十数種日本に送ることにした。
以前逆に日本から、今のラボに細胞を持ってきたときは、日本の方々が何を思ったのか、うっすい発泡スチロールの箱を使って送ってしまったため、着いた時には10kgのドライアイスがなくなり完全に常温になっていた。
持ち上げた箱が異常に軽く、カラカラと音がしたときの虚しさを今でも思い出す。。。。
「なんでそんな箱で送ってきたの?」
と、ラボメートにからかわれたが、それを言いたいかったのは俺じゃー!
ともあれ、今回はちゃんとした発泡スチロール箱を用意しなければと思い、いろいろあたってはみたのだけど、なかなかベストなものにたどり着かない。
他のラボからそれっぽいのをいくつか貰って来たが、やっぱり1つだと心もとない。
これは2重にするしかないな。。。。
ってことで、発泡スチロールをギコギコ切り、自作の二重発泡スチロール箱を作成。
15kgのドライアイスと10数本のチューブが入った金属性の入れ物がちょうど収まった。
これでダメなら2度と(自分では)海外に細胞を送らないぞ!
あぁ、心配だ。。。