スタッフS、インターハイ最後の取材は、秋田県由利本荘市でおこなわれた
セーリング(ヨット)競技でした。

東北大会では報道艇に乗り込み、海の上でレースを観戦しましたが
(前回の船酔いの反省をふまえ)今回は、陸の様子をウォッチング

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堤防のRに沿って、ずらっと並ぶ応援のみなさん

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堤防に登ると、のんびりムード。
レース中のヨット(右上)を、双眼鏡や望遠鏡で観戦していました



県勢(宮古、宮古商)は、

男子ソロ/宮古4位(三浦、小林、大森)、宮古商6位(北村、小堀内)
女子ソロ/宮古4位(佐藤、熊谷)
男子デュエット/宮古4位 
女子デュエット/宮古商5位、宮古6位

で、見事入賞。
※宮古商男子デュエットは惜しくも7位

男子ソロの宮古チームは3位の唐津西(佐賀)と同じ得点29でしたが
着順で惜しくも4位でした。

閉会式でのみんなの顔は、晴れやかに見えました
悔しい想いも、あったかもしれないけど…


この日がくるまで、いろんなことがありました。

震災後にエントリーしたたくさんのブログ記事や
4月発行を断念する代わりにwebで発信した「AFTER3.11」を読み返して
あのときの状況や心境を思い出すと
インターハイヨット競技が(場所の変更はあったものの)無事に開催され
メダルにはあと少し届かなかったけど、両校とも入賞したなんて、奇跡のよう。


5カ月前には全然考えられなかったこの日をかなえてくれたのは
支援してくれた、応援してくれた全国のみなさん
その支援に、懸命な努力で報いようとした
インハイ関係者のみなさんの力だと思います。


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レースから戻って来た福岡第一のヨットには
「ありがとう東北」と書かれた旗が掲げられていました。
「インターハイを開催してくれてありがとう」なのかしら?
「がんばれ」でも「がんばろう」でもない「ありがとう」。いいな、と思いました。
(福岡第一は、男子ソロ2位。デュエットでも2位でした)

支えるひと、支えられる人がお互いに「ありがとう」という言葉をたくさん口にした
北東北インターハイ。
閉会式の空に広がった、燃えるような夕日は、ラストシーンにふさわしい美しさでした。


(スタッフS)


<最後に…>
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インターハイヨット競技実行委員事務局の柿崎先生

いつも飄々としているので
話していても心の中の苦悩や大変さがあまり伝わってこないのですが
(誉めてますよ、もちろん!)
ほんとうに、たくさんのご苦労と努力を重ねてこの日を迎えたことと思います。

3カ月にわたる単身赴任、ほんとうにお疲れさまでした!