いわてアートプロジェクト2016のテーマは、震災の記憶をアートとして留める事ですが
この、岩手の記憶の展覧会の一つとして一番、ロングラン展示となるのが、啄木賢治青春館での
ホセマリア シシリア展―SAND CASTLE―です。
スペインの現代アーティストを代表する、ホセマリア・シシリア。 その彼が、被災地の子供たちと5年にわたり制作し続けた「記憶のワークショップ」の作品群と、 東日本大震災をテーマに、津波の音声等を解析して制作されたフラッグ作品が展示されます。 アートは観賞をするだけのものではなく、記憶を呼び覚ますものです。 子供たちの作品の中に表現された東北の記憶と時間。 5年たったいま、あらためてその意味を感じて戴くこととなる展覧会となる筈です。 ぜひ一度は、足をお運び頂ければと思います。