平成28年度「通常総会」を終えて副理事長 野原静雄 | NPO法人岩手未来機構のブログ

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活動報告などのお知らせを書いていきます。

 皆様、日頃のご活動お疲れ様です。 特定非営利活動法人 岩手未来機構の通常総会は5月24日に久々に体調が回復された木村理事長を迎えて開催されました。議事内容につきましては、事務局より議事録が送られることになりますので、その内容は割愛させて頂きますが、総会を終えての所感をしたためさせて頂きます。1000年に1度と言われた東日本大震災から早5年余り、大きな災害が続いている昨今で、その記憶もその他の大災害で薄まりつつある中で、今総会は「いわてアートプロジェクト2016」が国体に合わせて開催されることに大きな意義を感じています。
同プロジェクトは実行事務局を岩手未来機構が担当するということで岩手県在住の会員の皆様をはじめ他県にお住まいの方々にも多大なお力添え頂いていることに対し、今更ながら心からの感謝を申し上げます。本当にありがとうございます。
NPO法人の活動は、大震災の前から徐々に活発化して参りましたが、大震災を期に一気にその活動が評価され大きなムーブメントを起こしました。しかしながら、そうした状況下で心ないNPOも産まれ、被災地の方々への大きな失望を与えてしまいました。
NPO法人は、言うまでもなく個人の寄付、企業財団の支援、税金からの補助金など、浄財が多く投入されることから信頼が最も重要で一朝一夕に培われるものでは有りません。岩手未来機構の活動は、アイアム時代から続くセラピー活動の上に立って寝台車の提供を経て、今回の「いわてアートプロジェクト2016」でその信頼度は確立されたと思っています。それを支えて来た事務局の皆様、また事務局を支えてくれてきた会員の皆様には感謝に耐えません。
本年度の総会は、そうした意味を持つ「いわてアートプロジェクト2016」に全力を傾注して大成功させるとともに、その勝ち得た信頼をベースに次年度以降の更なる大きな飛躍に向けての意見が出されました。岩手未来機構の活動が今後とも強化・継続していくためにも収益事業への取り組み、ご支援者の確保と拡大、行政からの受託事業などを意識しながら本年度事業に邁進したく思っております。本年度もどうぞよろしくお願い申し上げます。